「令和7年度第1回いわき市登録防災士スキルアップ研修」を開催しました!!
登録日:2025年12月8日
目的
本市では、高齢化や人口減少への対応として、新たな「共助」の担い手を確保するため、令和4年8月から、市内で防災士資格を有する方を対象とした「登録防災士」制度を導入し、11月末現在、427名に登録いただいております。
登録防災士には、災害時において様々な被災者支援活動に協力いただくため、避難所の開設・運営等をテーマに定期的に研修を実施しております。
今回は、“いざ”というときに迅速かつ適切に対応できるよう、「災害発生時の対応技術及び知識」(応急手当て)等について、研修を実施しました。
1 開催日
令和7年8月23日(土)
2 開催場所
いわき市文化センター(いわき市平字堂根町1番地の4)
3 参加者数
登録防災士36名
4 開催内容
⑴ 説明
「市の施策概要」について
・ 登録防災士制度について
・ 避難所の開設・運営について
・ 避難情報の発令基準について
・ 避難対策等について
⑵ 講義・体験
「災害発生時の対応技術及び知識」(応急手当て)について
講師 平消防署救急第一係 4名
※ 参加者は2つのグループに分かれ、心肺蘇生法やAEDの使い方、骨折時や出血時の手当て、毛布を使用した担架の使い方について、平消防署員の分かりやすい指導のもと、学びました。
5 参加者の声
参加された皆様からは、次のとおり様々な感想や意見が寄せられました。 ※抜粋
・「座学のみでなく、体を動かすグループワークもあり、防災士同士作業することで距離が縮まった気がした」
・「より身近で役立てそうなことを体験できたことがよかった」
・「心肺蘇生法や怪我の対応方法について、改めて勉強になった」
・「こういった実践的な研修だと嬉しい」
・「日ごろ感じていた疑問点が明確となった」
また、『今回の研修で学んだことを、今後の活動にどのように活かしていきたいか』との問いに対して、次のとおり回答いただきました。 ※抜粋
・「自治会、自主防災組織に活かしていきたい」
・「自分だけではなく、地域の皆さん(身近な方々)と声をかけあい、自助・共助に取り組んでいきたいと思う」
・「災害時に活用していきたい」
・「災害時に適切に活動できるようにしたい」
・「本日学んだことを会社社員へも展開して教えていきたい」
以上のとおり、参加された皆様は、今回の研修を通じて、自身のスキルアップをはじめ、防災意識の高揚につながるとともに、自助・共助の大切さを実感する場となり、有意義な研修となりました。
市では、今後も災害時に地域の防災リーダーとして主体的に活動できる人材を養成するため、様々なテーマで定期的にスキルアップ研修を実施していきます。



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