医療機関のみなさまへ

目次

1. 　感染症発生動向調査で把握する疾患
2. 　全数把握対象疾患（届出基準と発生届出について）
3. 　オンラインによる届出について
4. 　発生届出を行う医療機関のみなさまへ〈厚生労働省作成ハンドブック〉
5. 　定点把握対象疾患

1.　感染症発生動向調査で把握する疾患

感染症発生動向調査では、医師・獣医師に全数届出を求める「全数把握対象疾患」と、指定届出機関（定点医療機関）で診断された患者の報告を求める「定点把握対象疾患」を定めています。

 

【感染症の分類】感染症法における感染症分類〈厚生労働省〉（PDF／76KB）

 

2.　全数把握対象疾患（届出基準と発生届出について）

全数把握が求められる疾患は、発生数が希少、あるいは周囲への感染拡大防止を図ることが必要な疾患です。

届出が必要な感染症を診断した場合は、届出基準を確認の上、発生届を記入してください。記入後は、すみやかに保健所まで発生届をご提出ください。

※結核の発生届出をされる場合は、こちら（内部リンク）を御確認ください。

様式

• 届出基準および発生届様式〈厚生労働省HP：感染症法に基づく医師の届出のお願い〉
• 遅延理由書様式（PDF／324KB）

3.　オンラインによる届出について

感染症サーベイランスシステムにて、感染症法に基づく発生届出をオンラインで行うことが可能です。

令和５年４月１日より、医師が届出を行う場合に、本システムを用いたオンラインでの報告が努力義務化（厚生労働省令で定める感染症指定医療機関（※）は義務化）されています。　（※）特定、第一種及び第二種感染症指定医療機関

詳細はこちらを御確認ください。（内部リンク）

4.　発生届出を行う医師のみなさまへ〈厚生労働省作成ハンドブック〉

届出対象疾患や、発生届作成時の注意点などについて、わかりやすくまとまったハンドブックです。併せてご確認ください。

〈厚労省〉医師の届出ハンドブック（PDF／4MB）

5.　定点把握対象疾患

　定点把握を行っている疾患は、発生動向の把握が必要なもののうち、患者数が多数で、全数を把握する必要はないものです。

　感染症法第14条により、都道府県は「指定届出機関（定点医療機関）」を指定し、指定届出機関は、以下の患者の発生状況を届け出ることになっています。

１．五類感染症のうち厚生労働省令で定める患者
２．二類から五類感染症の疑似症のうち、厚生労働省令で定める患者

 

※こちら（内部リンク）のページにて、週1回、市内の感染症発生状況（定点把握疾患）について掲載しています。

※急性呼吸器感染症（ARI）サーベイランスについては、こちら（内部リンク）