感染症発生動向調査事業
更新日:2025年3月27日
今週の感染症発生状況
インフルエンザは前週より増加しました。また市内では第9週(2/24~3/2)から、インフルエンザB型の割合が増加し、第12週(3/17~3/23)では全体の9割程度(88.5%)を占めています。一度感染した方でも再び感染することがあります。
感染性胃腸炎が前週から増加しています。また全国でも過去10年の同時期と比べ、第11週(3/10~3/16)の報告数が最多となっています。免疫力の低いお子さんや高齢者等では重症化することもありますので、石けんと流水での十分な手洗い・食品の十分な加熱・調理器具の消毒などの感染対策を心がけましょう。
水痘が先週より大幅に増加しています。
送別会や春休み、引っ越しシーズンを迎え、人の移動や会食の機会が増える時期になりますので、基本的な感染対策(換気、手指衛生、咳エチケット等)を継続し、感染症の予防に努めましょう。
福島県 感染症発生動向調査報告(福島県ホームページ)
国立感染症研究所 感染症発生動向調査報告(DIIN国立感染症研究所ホームページ)
感染症発生動向調査とは
感染症発生動向調査とは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、感染症の発生状況を把握・分析し、情報を公表することによって、感染症の発生及びまん延を防止することを目的としています。(外部リンク:感染症発生動向調査について(厚生労働省))
感染症発生動向調査で把握する疾患
感染症発生動向調査では、医師・獣医師に「全数把握対象疾患」と、指定届出機関(定点医療機関)で診断された患者の報告を求める「定点把握対象疾患」をそれぞれ定めています。
いわき市内の定点医療機関の数は、以下の通りです(医療機関の重複あり)。
・インフルエンザ/COVID-19 13か所
・小児科定点 8か所
・眼科定点 2か所
・基幹定点 1か所
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉部 保健所感染症対策課
電話番号: 0246-27-8606 ファクス: 0246-27-8600