「令和5年度第1回いわき市登録防災士スキルアップ研修」を開催しました!!
登録日:2023年6月5日
目的
本市では、高齢化や人口減少への対応として、新たな「共助」の担い手を確保するため、令和4年8月から、市内で防災士資格を有する方を対象とした「登録防災士」制度を導入しています。
市内で災害が発生した際、登録防災士には、避難所の運営や災害ボランティア活動等に協力いただくこととしており、5月末現在、201名の方に登録いただいています。
今回は、災害発生時において、自治会や自主防災組織等との連携のもと、避難所の開設・運営を行うために必要となる知識や技能等の習得を目的とするもの。
1 開催日
令和5年5月27日(土)
2 開催場所
いわき市立平第四小学校(いわき市平下平窪字諸荷59番地の1)
3 参加者数
登録防災士52名、福島高専の学生6名
4 開催内容
⑴ 趣旨説明
⑵ 避難所の流れと登録防災士の関わりについて
⑶ 「学校等の避難所の開設・運営について」
講師 特定非営利活動法人日本防災士会
特定非営利活動法人福島県防災士会 理事 藁谷 俊史 氏
● 避難所の受付・レイアウト
● 資機材の取扱い
※ 参加者は、4つのグループに分かれ、避難所運営スタッフと避難者双方の立場で、実際に避難所を開設した想定で、受付や避難スペースの配置を行うとともに、避難所で使用する資機材(パーテーション、ダンボールベッド、簡易トイレ、投光器)の組立てと片付けを行いました。
また、防災備蓄倉庫に保管する備蓄品(食糧やLEDランタン、毛布など)の展示を行いました。
5 参加者の声
参加された皆様からは、次のとおり様々な感想や意見が寄せられました。
・「実際に体を動かして体験できたことが実践的でよかった。」
・「避難所運営の研修は始めてだったが、楽しく理解できた。」
・「避難所の受付の設置イメージがつかめた。」
・「ダンボールベッドを始めて見た。作り方も分かりやすかった。」
・「実際にやってみなと分からないことが多く、フローをシミュレーションできてよかった。」
・「事前の準備と避難所を運営していくためのイメージをもつことができ、運営支援の役割が明確化された。」
・「実際に体験することで疑問点がたくさんでき、今後の学びにつなげられると思った。」
・「日頃の備えが大事だと思った。」
・「日頃何もなく過ごしている中、今回実際に携わったことで認識できることが多く有意義だった。定期的に実施してほしい。」
・「避難所の運営について、より大変さと人と協力し合うことの大事さを知れたことがよかった。」
・「パーテーションを実際に組み立ててみて大変なことが理解できた。簡易トイレは小さいのではないか。」
以上のとおり、参加された皆様は避難所開設・運営の初動対応の一部ではありましたが、実際に体験したことでさらなる防災意識の高揚につながるとともに自助・共助の大切さを実感する場となり、有意義な研修となりました。
今後は、今回の研修の応用編(避難所開設・運営に係る初動対応全体)の開催を予定しています。
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