「女性登録防災士のためのワークショップ」 を開催しました!
登録日:2025年12月8日
防災女子、はじめました。
11月末、市初の試みとして「女性登録防災士のためのワークショップ ~防災女子、はじめました。~」を開催しました。
女性登録防災士とは、防災士資格を持ち、災害時には避難所の運営や災害ボランティア活動など、「共助」の担い手になっていただく女性のことです。市の登録防災士365名のうち、女性登録防災士は3割近い99名に上っています。(令和7年10月末時点)
市では災害時に備えて、登録防災士を対象とした研修や訓練を年数回開催していますが、人によっては難しい内容で参加へのハードルが高いことや、年代やライフスタイルが異なる参加者同士、話が弾まない・話がしづらいといった課題もあります。
今回のワークショップは、住んでいる地区や職業、年代もバラバラな女性登録防災士同士が、個人でも地域でも活動しやすくするため、横の繋がりをつくる目的で開催しました。
市では今後も、女性登録防災士のためのワークショップを開催する予定で、市の災害対応に女性の意見を反映させやすい環境をつくっていきたいと考えています。
開催内容
【日 時】令和7年11月29日(土) 10:00~12:00
【場 所】いわき市文化センター 2階中会議室
【参加者】女性登録防災士22名
【内 容】
1 市の方針説明
2 ゲームで席替え&自己紹介
3 クッキングTIME(アルファ米を使った、防災だんごづくり)
4 語らいTIME(防災についてやりたいこと・興味のあることを共有し、次の活動に向けた仲間づくりをする)

【クッキングTIME】
スーパーやホームセンターで購入できる“アルファ米”。非常食の定番として、自宅に備蓄している人は多いかもしれませんが、実際に食べたことはありますか?
アルファ米のような非常食は、食べ慣れていないと、もしもの時にお子さんが食べられなかったり、大人でも食べた気がしないなんてこともあります。
今回は、アルファ米の食べ方や触感を知っていただくため、きな粉と餡子を使って、おはぎ風にアレンジして食べました。
【語らいTIME】
「防災士の資格を取得してみたものの、具体的に何をしていいのかわからない」「防災について、もっと勉強したい!」
そんな悩みの解消や目標の実現に向け、防災についてやりたいこと・興味のあることを、参加者がそれぞれ付箋に書き出し、近い意見ごとにカテゴリー分けしました。すると、参加者同士、同じような悩みを持っていたり、興味・関心が似ていたりと、共感する意見が多くあったようです。女性同士だからこそ、分かり合えたり、話が弾んで形にできるものもありそうです。
参加者からの声
✿ チームシャッフルがあり、沢山の方々とお話しできました。
同じ思いで防災士を取得しているので、話がとまらず時間が足りなかったです。
✿ 様々な世代の方とお話ができ、貴重な経験となりました。他の防災士研修とは違う雰囲気で、楽しかったです。
来て、参加して良かったです。
✿ 過去に参加した研修より、参加者同士の距離が近く、たくさん話をすることができました。
✿ 同じように、防災について考えている仲間がたくさんいることがわかったので良かった。
課題と考えていることが、知識によって補完されるかも?と感じたこともあったのが知れたこと。
✿ 互いの想いを共有する良い機会だったので、今後も積極的に参加したい。
✿ 女性同士の考え方が共有できて良い。女性目線で話せるのが良い。内容がやわらかく、自然に頭に入った。
✿ 防災士の役割が明確ではないので、ワークショップを行いながら、明確に形になっていけばいいのかなと思う。
上記以外にも、多くの参加者から好意的なご回答をいただきました。
市では、今回のワークショップでいただいたご意見を踏まえて、次回以降のワークショップの内容を検討していく予定です。
関連リンク
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