宅地内雨水流出抑制施設及び止水板整備促進事業補助制度について
更新日:2024年4月30日
令和6年度の申請受付は11月29日に終了しました。
1 概要
家庭や事業所でもできる浸水対策と雨水の有効活用を促進する施設について、設置費用の一部を補助しています。
雨水貯留タンクなどに貯留した雨水は、次のような用途に利用ができます。
- 庭への散水
- (断水した場合に)水洗トイレの排水 など
止水板については、雨水等が外部から浸水しそうな出入口等に設置することにより、建築物の水災害による被害を軽減することができます。
2 施設の種類
- 雨水浸透ます:雨水をますに貯め、土に浸み込ませる施設
-
雨水貯留タンク:雨どいに取り付けるタ
ンク
- 浄化槽転用雨水貯留施設(浄化槽転用タンク):下水道接続により不要となる浄化槽を再利用したタンク
- 止水板:建築物の出入口等に設置し、取外し又は移動が可能な金属板等の浸水に耐える設備等
3 令和6年度における申請期間
申請期間:令和6年5月1日(水曜日)から令和6年11月29日(金曜日)
・予算額がなくなり次第、申請の受付を終了いたします。
・補助を希望される方は、購入または工事を行う20日前までに経営企画課、各下水道管理事務所に備え付けの申請書に必要書類を添えて、経営企画課へ提出し、また、令和6年12月末までに設置を完了し、市の検査を受ける必要があります。
4 補助の対象
〈対象地区〉
- 公共下水道事業計画区域内
注: 雨水浸透ますは、設置時に注意が必要な区域や設置禁止区域があります。
(例:雨水の浸透によって地盤変動を引き起こすような場所)
注: 浄化槽転用タンクの場合は、公共下水道供用区域となります。
注: 止水板の場合は、浸水(内水)ハザードマップの浸水(内水)想定区域となります。
〈対象者〉
- 個人(一般住宅に施設を設置される方)
- 民間事業者
注: 市税及び下水道事業受益者負担金を滞納している方は、補助を受けることができません。
注: 国及び地方公共団体並びに公社、公団及び事業団等の公益法人の方は、補助を受けることができません。
5 補助金額
施設の種類 |
補助割合 |
補助限度額 |
補助対象等 |
---|---|---|---|
1.雨水浸透ます |
工事費用 の3分の2 |
25,000円 | 住宅等1棟につき4基まで |
2.雨水貯留タンク |
購入費用 の3分の2 |
50,000円 | 容量200リットル以上の市販品。住宅等1棟につき1基まで |
3.浄化槽転用 雨水貯留施設 |
工事費用 の3分の2 |
200,000円 | 住宅等1棟につき1基まで |
4.止水板 注: |
工事費用 の2分の1 |
500,000円 |
製品保証がされている市販品 |
注: 玄関や勝手口など複数の出入り口があり、2箇所以上に止水板を設置する場合でも、浸水を防ぐために必要なひとつの設備と捉え、「1基」として補助対象とすることもありますので、ご相談ください。
6 補助金申請の手続きの流れ
7 雨水貯留タンク等を設置した方へ
雨水貯留タンクや浸透ます等は、降った雨水を宅内に貯留したり、地面に浸透させることにより、周辺の河川や排水路に流れ出る量を減らすことが出来ます。このことから、特に大雨等の河川水量の低減効果が期待されています。
そのため、日ごろのメンテナンス時や大雨が予想される際には、次のような点にご注意願います。
浸透ます
浸透するための穴に砂利などが詰まって水が流れなくならないよう、定期的に点検・清掃をお願いします。
雨水貯留タンク・浄化槽転用雨水貯留施設
台風や豪雨が予想される場合は、あらかじめ容器内の水を減量し、貯水できる量を確保していただきますようお願いします。
申請書等については、下記のファイルをご利用ください。
パソコンで記入の場合は、関連リンクの「排水設備等様式集」よりファイルをダウンロードし使用して下さい。下の方にあります。
ダウンロード
関連リンク
このページに関するお問い合わせ先
生活環境部 生活排水対策室 経営企画課
電話番号: 0246-22-7519 ファクス: 0246-22-7572