ナガミヒナゲシにご注意ください
登録日:2025年5月22日
ナガミヒナゲシとは
ナガミヒナゲシはヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、4月から5月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせるケシ科の植物です。
一個体から最大で15万粒の種ができ、繁殖力が強いことが特徴です。
ナガミヒナゲシ(近景) ナガミヒナゲシ(全景)
ナガミヒナゲシを見かけたら
現在、環境省の定める「生態系被害防止外来種リスト」には掲載されておりませんが、根から他の植物の生育を妨げる成分を分泌することから、従来の生態系に悪影響を及ぼす恐れがあります。自宅の庭など管理地内で見つけた場合には、できる範囲で駆除していただくよう、ご協力をお願いします。
駆除の方法
- ナガミヒナゲシは茎や葉を折ると有毒の乳液を分泌するため、直接触れると皮膚がかぶれる場合があります。作業時は必ずゴム手袋などで手を保護してください。
- 可能な限り根から引き抜くようにしてください。種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。ナガミヒナゲシの種は他の植物に比べて小さく、種をまき散らしてしまう可能性があります。
- 駆除したナガミヒナゲシはビニール袋などで密閉して燃えるごみとして出してください。
このページに関するお問い合わせ先
生活環境部 環境企画課
電話番号: 0246-22-7441 ファクス: 0246-22-1286