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【保健所からのお知らせ】有毒植物による食中毒に対する注意喚起について

更新日:2024年4月16日

食中毒の発生について(有毒植物による食中毒に対する注意喚起)

 本市内において、有毒植物による食中毒が発生しましたのでお知らせします。

経緯

  令和6年4月15日に、市内医療機関より「バイケイソウ(有毒植物)を喫食したことによる食中毒の疑いがある患者が当院に搬送された」との通報を受け直ちに調査を開始しました。

調査結果

 調査の結果、発症状況及び喫食状況などの疫学的調査により、次の事項が判明したことから、本件については、原因食品をバイケイソウ(推定)、病因物質を植物性自然毒とする食中毒と断定しました。
 なお、発症者が喫食した野草は、4月14日に本市内にて発症者がオオバギボウシ(ウルイ)として採取し、発症者の自宅で調理されたものでした。

  1. 主な症状が嘔吐、吐き気、下痢、めまい等であり、既知のバイケイソウによる症状とおおむね一致する。
  2. 発症期間が約1時間であり、既知のバイケイソウによる発症期間(喫食後30分から1時間程度)と一致する。
  3. 医師より食中毒患者等届出票が提出された。

発生状況

 

発症者関係

発症日時

令和6年4月14日午後9時00分から

症状

嘔吐、吐き気、下痢、めまい等

発症者数

総数 2名

(内訳)

 男性:1名(60歳)

 女性:1名(58歳)

入院患者数

2名

(4月16日現在、患者は快方に向かっている。)

原因食品

バイケイソウ(推定)

(チャーハンの具材として喫食)

病因物質

植物性自然毒

原因施設

家庭

 

有毒植物にご注意ください

 食用と確実に判断できない植物は、絶対に「採らない、食べない、売らない、人にあげない」ようにしてください。

 スイセンは、ニラに酷似しているため、ご注意ください。

本市管内における食中毒の発生状況(本件を含まない)

 

 

件数

患者数

死者数

令和6年4月16日現在(1月1日から4月16日)

 2

2名

 0名

令和5年同期(令和5年1月から3月末)

 4件

 196名

 0名

令和5年(1月から12月)

 11件

 204名

 0名

ダウンロード

参考資料)バイケイソウについて(PDF/182KB)

リンク先

市ホームページ)有毒植物による食中毒に注意しましょう!

厚生労働省ホームページ)自然毒のリスクプロファイル

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健所 生活衛生課 食品衛生係

電話番号: 0246-27-8593 ファクス: 0246-27-8600

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