いわき市地域おこし協力隊 遠野地区
更新日:2024年6月28日
遠野町には江戸時代から続く遠野和紙という伝統工芸があります。遠野町地域おこし協力隊は、遠野和紙の文化を後世に残すため、日々活動しています。主な業務は、和紙漉き技術の継承と、和紙の原料となる楮(こうぞ)とトロロアオイを遠野町内にて栽培することです。
和紙漉きはとても奥が深く、天候やちょっとした力の具合で紙の仕上がりが変わってしまいます。また、紙料の美しさが紙の美しさに大きく関わるため、すべての工程を丁寧に積み重ねていくことが大切だといつも感じています。
畑作業は地域のボランティアの方に協力いただいて草刈りや芽欠きなどをしています。美しい紙を作るためには太くまっすぐな楮を育てる必要があるので、畑作業は大切な仕事です。
和紙を作っていると、一枚の紙ができるまでたくさんの工程があることに驚きます。真心がこもった手漉き和紙の良さをより多くの方に知ってもらえるよう活動しています。
協力隊の紹介
氏名:森 勇人(もり ゆうと)
活動期間 :令和6年5月~
出身地 :茨城県
活動内容 :遠野和紙の技術継承、楮・トロロアオイの生産
【隊員のコメント】
はじめまして、遠野地区の地域おこし協力隊に着任しました森勇人と申します。茨城県の日立市出身でいわき市にはよく遊びに来ていました。
和紙漉きの技術を身に着けながら、遠野和紙はもちろん遠野町の魅力を発信していきます。
カメラが好きなのでイベントや町中をカメラを持ちながら歩き回っていると思います。声をかけていただけたら嬉しいです。宜しくお願いします。
活動の紹介
和紙漉き、楮・トロロアオイの生産
和紙の原料の楮・トロロアオイを混ぜているところ。 和紙の原料の楮を栽培している畑。 トロロアオイの種をボランティアの皆さんと一緒に植えているところ。
協力隊通信「hitoiki」
hitoiki vol.1
遠野町のPRポスター
いわき市の中山間地域である遠野町には、たくさんの伝統工芸や職人がいます。
美味しい食べ物のお店や綺麗な景色もあります。
ただ、まだまだ遠野以外の方には知られていないのが現状です。
そこで、遠野町のPRポスターを作りました。
ぜひお店等に飾っていただき、遠野町の応援をお願いします。
※画像を保存して、印刷することが可能です。
協力隊のイベント
遠野地区地域おこし協力隊が企画するイベントのご案内です。
『遠野和紙×田部君子 高嶋祥太作品展』
いわき市遠野地区地域おこし協力隊の高嶋祥太が製作した書作品の展示を行います。
素材は今年度に漉いた遠野和紙、
題材は戦時下に活躍したいわき市遠野町出身の歌人田部君子が残した珠玉の作品より。
ぜひご覧ください!
◎日時 2024年2月10日(土)9:00~17:00(最終入場16:30)~2024年3月10日(日)9:00~17:00
◎場所 いわき勿来関文学歴史館 市民ギャラリー(いわき市勿来町関田長沢6-1)
◎主催 伝統工芸遠野和紙・楮保存会(遠野町地域づくり振興協議会)
◎共催 いわき市勿来関文学歴史館
◎お問い合わせ 伝統工芸遠野和紙・楮保存会(いわき市遠野支所内)☎0246-89-2111
【終了しました】
◆◆◆「遠野和紙あかり展」2023年10月21日(土)22日(日)◆◆◆
◆◆◆「楮(コウゾ)畑開放デー」 2023年6月10日(土)、7月8日(土)、8月19日(土)◆◆◆
◆◆◆「どろんこ運動会」 2023年8月5日(土)◆◆◆
◆◆◆「楮の芯の使い方を考えるワークショップ」 2023年5月25日(木)◆◆◆
◆◆◆「遠野のカケラ展」 2023年3月18日(土)19日(日)◆◆◆
SNS
Twitter(協力隊) https://www.twitter.com/tohnotikiokoshi
Instagram(協力隊) https://www.instagram.com/tohnowashi2021
Facebook(協力隊) https://www.facebook.com/tohnotiikiokoshi/
フォトギャラリー
卒隊者インタビュー
平子 めぐみ(ひらこ めぐみ)さん
伝統工芸や伝統行事を後世に残したいと考え、地域おこし協力隊に。
遠野和紙の技術継承、楮・トロロアオイの生産に従事、現在は市内企業に就職し、活躍中。
このページに関するお問い合わせ先
市民協働部 地域振興課
電話番号: 0246-22-7415 ファクス: 0246-22-7609