いわき市地域おこし協力隊 江名地区
更新日:2024年8月1日
江名地区(小名浜)は、いわき市南東の沿岸部に位置しており、沿岸と丘陵が隣接する自然豊かな町です。
13区で構成され、沿岸部・丘陵部でそれぞれの文化が育まれています。
沿岸部には江名港・中之作港があり、かつてはカツオやサンマなどたくさんの魚が水揚げされていました。
水産加工会社や船主さんが住んでいた民家、使われなくなった浮標など港町を感じられるスポットが数多く見受けられ、
永崎海岸では波乗りを楽しむサーファーに会うこともできます。
丘陵部は、地元で愛される味に出会えるマルシェや温泉宿など、緑に囲まれながら季節の暮らしを楽しめる地域でもあります。
一部の豊かさを保ちつつも、少子高齢化・過疎化が進み、さらに東日本大震災で甚大な津波の被害に遭ったことで、町の風景に寂しさを感じます。
江名地区の元気を取り戻すため、
「江名地区の文化継承」と「ブルーツーリズム事業」を通して、いわき市沿岸部の暮らしの楽しみを発信していきます。
協力隊の紹介
氏名:野村 史絵波(のむら しえな)
活動期間 :令和5年4月~活動中
出身地 :福島県
活動内容 :江名地区の文化継承・ブルーツーリズム事業の構築
隊員のコメント:
はじめまして、史絵波(しえな)と申します。いわき市内の出身で、幼い頃から海で遊んで育ちました。
海辺の暮らしをまずは自分自身が全力で楽しみます! 町の方々と見つける江名地区の面白さを、
イベントやデザインを通して発信していきます。歴史や民俗、錆や古民家など古いものが好きです。
活動の紹介
【江名地区の文化継承】
かつて漁業で栄えたこの町には、当時の漁具、船具、写真などの漁業資料が残っており、住民の有志で収集・保存されてきました。
しかし、津波によってその多くが流され、残ったものも十分な保管環境を確保できない状況で風化が進んでいます。
住民の誇りであり継承していくべき文化財として、整理・記録し展示できるように整備していきます。
『江名地区 漁具資料館をつくるプロジェクト』進行中!
保管していた漁具を作業倉庫へ運び、分類整理作業が始まっています!
地域団体とボランティアのご協力により、小さな資料館設立に向けて前進中。
\このプロジェクトは作業ボランティアを募集しています!/
地域の漁業を支えた古い漁具を運び、清掃し、使用背景をひとつひとつ追っていく作業です。
古い漁具には漁師の知恵や工夫がいっぱい。宝探しのような気分で一緒に楽しんでいただけるボランティアを募集しています。
詳細はこちらのサイト下部に記載の各種SNSからご確認ください。
【ブルーツーリズム事業の構築】
“ブルーツーリズム”とは、沿岸の町に滞在し様々な体験や地域の自然や文化に触れ、地元の人々との交流を楽しめる旅のことです。
地域の歴史や港町の美しい風景・マリンアクティビティなどを通して、江名地区での暮らしを体験してもらうコンテンツを増やしていきます。
地域おこし協力隊広報誌
地域情報発信(ロゴマーク、チラシのデザイン制作など)
地域で行われるイベントのチラシやパンフレットなどの作成・企画編集を通して、さらに“地域の思いが伝わる”イベントにするお手伝いをします。
◇港の活用企画「minnato!」 企画名・コンセプト・ロゴ
◇イベント「minnato!サップとカヤックでうみあそび」 チラシ
◇イベント「minnato!」 パンフレット・看板・告知バナー・グラフィックTシャツ
◇イベント「minnato!餅つき大会」 チラシ
◇「江名地区 漁具資料館をつくるプロジェクト」 ボランティア募集チラシ
SNS
◇Facebook (野村史絵波)
https://www.facebook.com/shiena.sato
◇Facebook ページ (江名地区 漁具資料館をつくるプロジェクト)
◇Instagram (江名地区の漁具) @enanogyogu
https://www.instagram.com/enanogyogu?igsh=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D&utm_source=qr
フォトギャラリー
このページに関するお問い合わせ先
市民協働部 地域振興課
電話番号: 0246-22-7415 ファクス: 0246-22-7609