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通販サイト、カード会社、宅配便事業者などをかたる偽SMS・メールに警戒を!

登録日:2023年1月30日

身近な事業者からの不安なメッセージ、じつは危険な“フィッシング”かもsyouhi02

通販サイト、クレジットカード会社、宅配便事業者などの実在する組織をかたるメールやSMS(ショートメッセージサービス)を送信し、パスワードやID、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取するフィッシングに関する相談が、全国の消費生活センターに寄せられています。

そこで、相談事例などを紹介して、市民の皆さんに注意喚起します。
 

相談事例

通販サイトからSMSが届きクレジットカード番号を入力したら覚えのない請求がきた

通販サイトから「支払い方法に問題がある」とのSMSがスマートフォンに届いた。疑いもせず指示通りに添付のURLをタップし、クレジットカード番号や住所を入力した。

その後、カードの請求明細を確認すると、合計約4万円の身に覚えのない決済があった。カード会社には状況を伝えたが、今後どうすればよいか。 

フリマアプリ名でメールが届きパスワードを入力したらアカウントを不正利用された

自分が利用しているフリマアプリ名でアカウントの設定の確認を求める内容のメールが届き、メールアドレスとパスワードを入力してしまった。

その後、フリマアプリにログインしたところ、自分が利用していない約20万円の取引履歴があり、自分のアカウントが不正利用されていることがわかった。フリマアプリで利用している決済サービスには銀行口座を登録しているが、どうすればよいか。

不在通知のSMSが届きアプリをインストールしたら覚えのない高額請求がきた

通販で購入した商品の到着を待っていた頃、宅配便事業者から「お荷物の住所が不明でお預かりしています」というSMSが届いた。SMSには「確認のため、指定のアプリをインストールして欲しい」と書かれていたので、記載されているURLをタップしてアプリをインストールした。

その後、予定していた荷物は別の宅配便事業者から届いたので不審に思っていたところ、最近、私のスマートフォンの決済用に登録しているクレジットカードに、携帯電話会社から通常より高額な請求があがってきた。利用明細を調べるとプラットフォーム上で計10件以上の不審な利用があり、約6万円の身に覚えのないキャリア決済の請求があった。全て、不審なアプリをインストールした日時に近い時間帯での利用だった。

携帯電話会社を名乗るSMSが届きIDとパスワードを入力したら覚えのない請求がきた

契約している携帯電話会社を名乗り「ご利用料金のお支払いが確認できておりません。以下のURLからご確認が必要です」とのSMSが届きアクセスしたところ、キャリア決済のログインIDとパスワードの入力を求められ入力した。

その後、身に覚えのない請求が約8万円あった。不正利用された分を取り消してほしい。

かたられる事業者等と偽SMS・メールの内容

かたられる事業者等 偽SMS・メールの内容(例)
通販サイト
フリマサイト(アプリ)
「支払い方法に問題がある」
「不正利用が確認された」
「アカウントで異常な動作が検出された」 など

クレジットカード会社
金融機関

「カードの不正な取引があった」
「本人の利用かどうか確認させてほしい」
「回答がない場合、カードの利用制限が継続される」 など
宅配便事業者

「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認ください」 など

携帯電話会社 「支払いが滞っている」
「通信サービスの停止と契約解除通告のお知らせ」
「携帯電話料金未納の為、今日までに〇万円を支払うように」 など
公的機関 「未払いの税金がある」
「納付期限を経過した税金を完納していません」 な

フィッシングのイメージ

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消費者へのアドバイス

消費者の不安をあおるフィッシングの手口には、あせらず冷静に対応することが大切です

メールやSMSに記載されたURLはフィッシングサイトにつながる可能性があるため、安易にアクセスしないでください。syouhi04

また、事業者の正規のサイトでフィッシングに関する情報がないか確認しましょう。

フィッシングサイトにアクセスしてしまった場合、クレジットカード情報、ID・パスワード、認証コードや暗証番号等の個人情報の入力を求められるケースがあります

こうした情報を入力してしまうと、クレジットカードやキャリア決済などを不正利用されるおそれがあります。誤ってアクセsyouhi03スしてしまった場合でも、個人情報は絶対に入力しないでください。

また、フィッシングサイトにアクセスしたあと、提供元不明の不正なアプリをダウンロードするよう誘導されるケースがあります。公式マーケットにあるもの以外の「提供元不明のアプリ」は、ダウンロードやインストールをしないようにしましょう。また、あらかじめ「提供元不明のアプリ」はインストールしない設定にしておきましょう。

フィッシングサイトにクレジットカード情報やID・パスワード、暗証番号等を入力したまま放置すると、クレジットカードやキャリア決済などを不正利用されてしまう状態が続きます

重要な情報をフィッシングサイトに入力したと気付いた場合には、すぐにID・パスワード、暗証番号等を変更し、クレジットカード会社や携帯電話会社などにも連絡しましょう。

フィッシングの被害にあわないために、ブックマークした正規のURLや正規のアプリからアクセスすることを日ごろからの習慣にしましょう

また、定期的にブックマークが正しいものかを確認しましょう。

迷惑SMSやメール、ID・パスワード等の不正利用への事前対策をしておきましょう

  • セキュリティソフトや携帯電話会社の対策サービス等を活用しましょう。
  • パスワード等の使い回しはやめましょう。
  • クレジットカードの利用明細は必ず確認!利用限度額の見直しも検討しましょう。

不安に思ったりトラブルになった場合は、消費生活センターに相談しましょう

  • いわき市消費生活センター
    0246-22-0999(相談専用)
  • 消費者ホットライン
    188(いやや)
    消費者ホットライン「188」は、最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センターをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

消費生活相談について

 当センターでは、問題解決のために、トラブルの状況や経過などの必要な情報を詳しくお伺いします。このため、メール(市ホームページの「お問い合わせフォーム」を含む)での相談は受け付けておりません。電話若しくは来所での相談をお願いします。
 メールでご相談いただいた場合は、詳しく内容を確認するために、相談専用電話へのご連絡をお願いする旨のメールを返信いたしますので、ご了承ください。 詳しくは、関連リンク「消費生活相談のご案内」をご覧ください。    

このページに関するお問い合わせ先

消費生活センター

電話番号: 0246-22-0999【相談専用】 0246-22-7021(事務直通) ファクス: 0246-22-0985

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