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カミツキガメにご注意ください!!

更新日:2023年9月20日

   

 令和5年9月19日、いわき市内の内郷御厩町地内(新川近く)において、外来生物法に基づく特定外来生物である「カミツキガメ」を目撃(捕獲)した旨、情報提供がありました。

 カミツキガメは、夜行性であり、人が水中で危害を受けることはほとんどありませんが、陸に上げられた個体は攻撃的で、咬まれたり、ひっかかれたりすると大けがをするおそれがありますので、野外で目撃した場合には、決して手を出したり、捕まえようとしないでください

カミツキガメの目撃情報について

 令和3年7月21日(水) 平字作町三丁目地内(新川付近)において目撃(捕獲)

 

 令和4年6月27日(月) 常磐関船町地内において目撃(捕獲)

 令和5年6月  5日(月) 新川(夏井川合流地点付近)において目撃(捕獲)

 令和5年6月30日(金) 平字三崎地内(新川近く)において目撃(捕獲)

 令和5年9月19日(火) 内郷御厩町地内(新川近く)において目撃(捕獲)

カミツキガメの概要

分布域

  北アメリカ(カナダ南部)から南米

特徴

  • 甲長約50cm、体重約30kgに達する。
  • 背中の甲には、3本のやや発達したキールがあり、後ろの淵はギザギザ状。
  • お腹の甲は、背中に比べ小さく十字型。
  • 足は、太く鋭い爪が生え、尾には骨質の大型のウロコが1~3列に並ぶ。

生態

  • 沼の底質があり、水生植物や沈水木などがある環境を好む。
  • 夜行性で早朝や夜間には岸や沈水物に沿って活動し餌を探査する。
  • 食性は雑食性であり、昆虫類、甲殻類、貝類、魚類や両生類のほか、鳥類や小型哺乳類の死体など動物質、水草などの植物質も食べる。
  • 一般的に、甲長サイズが200mmを超えるメスが産卵する。
  • 産卵は陸上で行われる。土を掘った産卵巣に20~40個の卵を産んで埋め戻す。

 被害の実態

  • 大型に成長し、さまざまな生物を捕食するため、定着地域では魚類や両生類等に大きな影響を及ぼすことが考えられる。
  • 陸に上げられた個体は攻撃的で、大型個体に咬まれた場合には大怪我が想定される。
  • コイやフナ等の淡水魚を対象とした漁具に掛かり、漁具の破壊、漁獲物を食害する懸念がある。

カミツキガメの駆除について

 市では、原則として、カミツキガメの駆除を行っていませんので、駆除に関しては、河川、ため池、湖沼等の土地の所有者・管理者にご相談ください。

 また、自ら河川、水路等で駆除活動を行う場合には、環境省作成の手引きを参考にしてください。

カミツキガメ防除の手引き(2MB)(PDF文書)

 

※このページの文章の出典:「カミツキガメ防除の手引き」(環境省)

外部リンク

 日本の外来種対策(環境省ウェブサイト)

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部 環境企画課 環境保全係

電話番号: 0246-22-7441 ファクス: 0246-22-1286

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