考えてください 生物多様性
登録日:2020年4月1日
生物多様性とは
地球上には3,000万種類もの生き物がいると言われています。人間もふくめた、たくさんの種類の生き物すべてが、複雑に関わり合って存在していることを「生物多様性(せいぶつたようせい)」といいます。今、この生物多様性が人間の暮らしの影響により失われつつあります。このままでは、わたしたちは自然のめぐみを受けられなくなってしまいます。
生物多様性と自然のめぐみ
生物多様性の中で、わたしたち人間の生活は成り立っています。森は二酸化炭素を吸収し、酸素を作ります。自然は災害から人間を守ってくれています。
また、食べ物やエネルギー、様々な製品の原料など、生活に欠かすことのできないものすべてが、生物多様性がもたらす自然のめぐみです。
※図:「こども環境白書2016」(環境省)より
生物多様性に関する問題の原因は人間の暮らし
生物多様性が失われている原因のほとんどが、わたしたち人間の暮らしによるものです。そして、生物多様性に関する問題は、日本だけでなく、世界の環境問題となっています。
※図:「こども環境白書2016」(環境省)より
守ろう!生物多様性
わたしたち、一人ひとりの行動で生物多様性を守ることができます。生物多様性がもたらす「自然のめぐみ」をこの先ずっと受けられるようにするために、自分でどんな行動ができるのか、考えてみましょう。
生物多様性のためにできる、5つの行動
※図:「こども環境白書2016」(環境省)より
愛知目標(戦略計画2011-2020)
愛知目標(愛知ターゲット)とは、平成22年10月の生物多様性条約第10回締約国会議で採択された、生物多様性を保全するための2011~2020年の世界目標で、 生物多様性の損失を食い止めるための20の個別目標が定められています。
※図:「考えてください 生物多様性」(環境省)より
SDGs(持続可能な開発目標)
SDGsとは、平成27年9月の国連サミットで採択された、持続可能な世界を実現するための2016~2030年の世界目標で、地球上の誰一人として取り残さないための17の個別目標が定められており、生物多様性の保全も関連しています。
※図:国際連合広報センターより
外部リンク
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