子宮頸がん検診のすすめ
更新日:2024年12月4日
いわき市の子宮頸がん検診期間は1月末までです! 検診はお済みでしょうか?
個別検診
令和6年度の個別子宮頸がん検診は令和7年1月末までです。年末年始にかけては医療機関も休診します。1月に入ると予約が取りにくくなる場合もありますので、お早めにご予約ください。
集団検診
令和6年度の集団子宮頸がん検診は全日程で既に定員に達しました。受診を希望される方は、個別検診をご検討ください。
もくじ
「子宮頸がん」ってどんな病気?
「がん」と聞くと、若い世代には無縁な病気と思ってしまいますが、「子宮頸がん」は、20から30歳代に発病や死亡が増えています。
子宮頸がんの発症には、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しているとされています。HPVの主な感染経路は性交渉と考えられており、ごくありふれたウイルスのため、約80%の女性が生涯のうち一度は感染するとされています。
HPVに感染した人が、全て子宮頸がんになるわけではなく、感染したHPVは、免疫の働きなどで自然に治る人がほとんどです。しかし、一部の人で持続感染し、子宮頸部の細胞が変化し、数年かけて「がん」に進行します。
- 子宮頸部にできる「がん」です。
- 若い世代に発病が増えています。
- 性交渉の経験のある女性なら、誰でも子宮頸がんになる可能性があります。
子宮頸がん検診が予防の役割を果たす?
子宮頸がんは、HPVの感染⇒HPV持続感染⇒細胞の変化(軽度異形成)⇒「前がん病変」⇒「がん」と長い年月(約5年から10数年)をかけて進行するので、初期の段階で発見することがとても重要です。
子宮頸がんは、初期の段階ではあまり自覚症状が現れません。そのため、自覚症状が出てからの病院受診では、病気が進行している可能性があります。
子宮頸がん検診は、子宮入口の頸部細胞を専用の採取器具でこすり、細胞を採取し顕微鏡で調べる検査です。正常な細胞に比べ、異形成やがん細胞は形が異なるので、発見できます。
少なくとも2年に1回定期的に子宮頸がん検診を受診していれば、細胞の異形成が子宮頸がんに進行する前に発見することが可能とされており、結果的に子宮頸がんの予防につながります。
- 自覚症状がなくとも、病気の可能性はあります。
- 定期的に子宮頸がん検診を受診することで、がんになる前の病変から発見できます。
- 「前がん病変」なら、子宮を摘出せずに、治すことができます。
いわき市の子宮頸がん検診
市では、職場や加入保険等で検診を受診できない方を対象に子宮頸がん検診を実施しています。
【対象者】
20歳以上の前年度子宮頸がん検診を受診していない女性
【実施期間】
令和6年5月1日から令和7年1月31日まで
【実施方式】
個別検診・・・市で登録している医療機関で受診
地区 | 医療機関 | 電話番号 | 地区 | 医療機関 | 電話番号 |
平 | 月川レディースクリニック | (35)3511 | 勿来 | 呉羽総合病院 | (63)2181 |
ノブマタニティークリニック | (29)0303 | 佐藤マタニティークリニック |
(65)6900 |
||
松村総合病院 | (23)2161 | 常磐 | いわき草木台総合クリニック | (28)1145 | |
小名浜 | 磐城中央病院 | 0570(200)280 | かたよせウイメンズクリニック | (42)4135 | |
かしま病院 | (76)0319 | 常磐病院 | (81)5522 | ||
かしまレディースクリニック | (58)8577 | 渡辺産科婦人科 | (42)4567 | ||
かしむら婦人科クリニック | (56)2289 | 内郷 | いわき婦人科 | (27)2885 | |
村岡産婦人科医院 | (92)4578 | 福島労災病院 | (26)1111 | ||
久之浜 | あべクリニック | (79)0030 |
集団検診・・・決められた日時に公民館や市民会館等で受診
全日程で定員に達しました。
【自己負担金】
個別検診:750円
集団検診:350円
【当日の持ち物】
・市発行の「受診券」
・保険証
・自己負担金
注:当日はゆったりした長めのスカートでお越しください
【検診の予約方法】
個別検診:登録医療機関に直接お電話でお申込みください。
集団検診:(1)インターネットでのお申込み
いわき市けんしん予約(専用の申込みページに移行します。)
(2)電話での申し込み
電話番号:0120-489-189
【注意】
市の検診を受診するためには、市が発行する「受診券」が必要です。
「受診券」をお持ちでない方、紛失された方は健康づくり推進課(0246-22-7448)までお電話ください。
注:電話でのお問い合わせは、平日8時30分から17時15分までにお願いします。
子宮頸がん検診の流れ
-
問診
月経の状況、妊娠・出産の経験、自覚症状など問診票に記入します。
自分の最終月経がいつから始まったかを正確に覚えておきましょう。 -
視診
内診台に上がり、医師が子宮頸部の状態を確認します。 -
細胞採取
子宮頸部の表面を綿棒などで軽くこすり細胞を採取します。 -
細胞診検査
後日、専門の検査機関で細胞を顕微鏡で調べます。 -
検診結果
後日、医療機関から結果を確認しましょう。
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉部 健康づくり推進課
電話番号: 0246‐22-7448 ファクス: 0246‐22-7570