安定ヨウ素剤の服用方法
更新日:2024年12月12日
服用方法
- 原子力災害時に国、県や市から指示があった場合にのみ服用してください。それ以外は、絶対服用しないでください。
- 安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素の甲状腺への取り込みを抑制する効果がありますが、それ以外の放射線防護効果はありませんので、緊急時に避難や屋内退避の指示がある場合には、その指示に従い行動してください。
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以下の服用量を必ず守ってください。
多く服用しても、防護効果は上がりません。
過剰に服用すると、副作用が発生する可能性が高まります。安定ヨウ素剤服用量
対象者 ヨウ化カリウム含有量 1回の服用量 新生児 16.3ミリグラム ゼリー剤 1包
*ヨウ化カリウム内服ゼリー16.3mg入
生後1ヶ月以上3歳未満 32.5ミリグラム ゼリー剤 1包
*ヨウ化カリウム内服ゼリー32.5mg入
3歳以上13歳未満 50ミリグラム 丸剤 1丸 13歳以上
100ミリグラム 丸剤 2丸
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効果は、服用後、約24時間持続します。
国、県や市から特別な指示がない限り、複数回にわたり服用しないでください。
特に、新生児は、原則として複数回の服用はさけてください。 -
妊娠している方は、胎児を防護するためにも、安定ヨウ素剤の服用を薦めます。
ただし、胎児に影響を及ぼす可能性がありますので、原則として複数回の服用はさけてください。 - 安定ヨウ素剤服用中および服用後一定期間(3日間程度)は、授乳をさけてください。
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服用にあたっては、できる限り、ご家族の方とご一緒に服用してください。
もし、体調に異変がでた時には、近くに医師や薬剤師などがいる場合は、その方に処置を相談してください。
そうでない場合は、次の相談窓口に相談するか、医療機関に救急要請のために連絡してください。
相談窓口 保健所総務課医事薬事係 電話番号:0246-27-8590 -
新生児などゼリーを咀嚼・嚥下しにくい場合は,本剤をお湯又はミルクに溶かして服用することもできるます。(お湯に入れてかき混ぜると数分で溶解します)
なお,調製後は速やかに服用することとし,2時間以上保存しないこと。
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉部 保健所総務課 放射線健康管理センター
電話番号: 0246-27-8560 ファクス: 0246-27-8561