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18歳から大人に!(クレジットカード編)

登録日:2022年4月28日

便利だからこそ適切な管理を

 4月からの成年年齢引き下げにより、18歳から親権者等の同意がなくてもクレジットカードを申し込むことができるようになりました。
 クレジットカードはキャッシュレスで決済が可能なツールのひとつです。便利な反面、手元や銀行口座にお金がなくても買い物ができるという意味では借金をしていることと同じです。
 トラブルに遭わないためにも、クレジットカードの仕組みや支払方法をきちんと理解し、適切な管理の下で利用することが大切です。

 そこで、クレジットカードに関する相談事例を紹介し、消費者の皆様へ注意喚起を行います。

相談事例

 限度額いっぱいの買い物をしたら支払えなくなってしまった

 成人すると簡単にインターネットでクレジットカードが作れるようになったので、ショッピング用にクレジットカードを作った。しかし、限度額いっぱいまで買い物をしてしまい、支払いができなくなってしまった。
 そのまま放置していたら督促状が届き、その返済のために借金をして返済不能になった。どうすればいいのか。

リボ払いを選択したら支払残高が高額になっていた

 大学のオンライン授業に向けてパソコンを購入するために、クレジットカードを作った。支払方法には翌月一括払いとリボ払いがあったが、割引サービスのあるリボ払いを選択した。
 1年以上経過した最近になってクレジットカードの利用明細を確認したら、支払残高が約30万円もあることに気付いた。こんなに高額になっているとは思わなかった。どうすればいいのか。

もうけ話の契約で事業者からクレジットカードを作るよう指示された

 未成年の息子が、SNS で知り合った女性からもうかる話があると誘われて会いに行き、副業のコンサルティングの委託契約をしたと分かった。クレジットカードを作るよう指示されて申し込みをしたが、未成年だったためカード会社から親に確認の電話があり発覚した。
 事業者からの連絡はすべて無料通話アプリだった。息子宛に連絡があった際に電話を代わり、「未成年者と分かっているのに契約させるのはおかしい」と伝えたところ、今日、アプリを通じてクーリング・オフを認めるとのメッセージが息子宛に届いた。このままで大丈夫か。

アドバイス

延滞に注意!支払計画を立ててから利用しよう!

 クレジットカードは消費者の「信用」に基づいて発行されます。期限までに支払いができないと「延滞」となり、個人信用情報機関に延滞情報が登録されます。延滞を放置したり、延滞を繰り返すと、新規にクレジットカードを作ることができない、住宅や自動車のローンが組めなくなる等の不利益を受ける恐れがあります。
 また、クレジットカードの支払いのために借金をすると多重債務に陥る危険性もあります。クレジットカードを利用する際は計画的に利用しましょう。

手数料が発生する分割払い、リボ払いに注意!

 「分割払い」「リボルビング払い」を選択した場合には所定の手数料がかかります。特に、リボ払いは、毎月の支払額が一定となる仕組みですが、残高に対して手数料が発生するため、支払残高が高額となり、毎月の支払金額が少ない場合等には支払いがなかなか終わらないといった事態に陥る恐れがあります。
 また、クレジットカードの中には、リボ払い専用のものや、最初から支払方法がリボ払いに設定されているものもあります。クレジットカードを申し込む時には十分に確認し、意図しない支払方法とならないよう注意してください。ポイント3 カードの管理は適切に!利用明細は必ず確認!暗証番号は他人に推測されない番号に設定し、カードを他人に貸与しない等適切に管理しましょう。管理が不適切であった場合、不正利用されても被害についての補償がされない可能性があります。
 最近はフィッシングサイトによりクレジットカード情報等が不正に利用されるトラブルも発生しています。被害にすぐ気づくためにも、カードの利用明細は定期的に確認する習慣をつけましょう。
 万が一、身に覚えのない請求があった際には、速やかにカード発行会社に連絡しましょう。

カードの管理は適切に!利用明細は必ず確認!

 暗証番号は他人に推測されない番号に設定し、カードを他人に貸与しない等適切に管理しましょう。管理が不適切であった場合、不正利用されても被害についての補償がされない可能性があります。
 最近はフィッシングサイトによりクレジットカード情報等が不正に利用されるトラブルも発生しています。被害にすぐ気づくためにも、カードの利用明細は定期的に確認する習慣をつけましょう。
 万が一、身に覚えのない請求があった際には、速やかにカード発行会社に連絡しましょう。

悪質事業者等から「クレジットカードで支払えばよい」とそそのかされても応じない! 

 実態の分からない情報商材の購入や副業などのもうけ話のトラブルが増えています。
 「お金がない」と断っても、悪質事業者や知人から「クレジットカードを作ればよい」「稼ぎから支払える」等といって、クレジットカード決済を持ち掛けられトラブルに遭うケースがあります。
 クレジットカードを作らせて支払わせるような事業者は信用しないようにしましょう。
 不安に思った場合やトラブルになった場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう。

消費生活相談について

 当センターでは、問題解決のために、トラブルの状況や経過などの必要な情報を詳しくお伺いします。このため、メール(市ホームページの「お問い合わせフォーム」を含む)での相談は受け付けておりません。電話若しくは来所での相談をお願いします。
 メールでご相談いただいた場合は、詳しく内容を確認するために、相談専用電話へのご連絡をお願いする旨のメールを返信いたしますので、ご了承ください。

 詳しくは、関連リンク「消費生活相談のご案内」をご覧ください。    

このページに関するお問い合わせ先

消費生活センター

電話番号: 0246-22-0999【相談専用】 0246-22-7021(事務直通) ファクス: 0246-22-0985                                                     ※メール(お問い合わせフォームを含む)での相談は受け付けておりません。

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