妊産婦健康診査・新生児聴覚検査助成について
更新日:2021年4月1日
1 妊産婦健康診査
妊産婦健康診査では、妊産婦さんの健康状態やお腹の赤ちゃんの成長などを確認するため、身体計測、診察、検査等を行います。
妊娠中や産後は、からだに色々な変化が起こり、健康診査をきっかけに貧血、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの異常(病気)が見つかることもあります。自覚症状がなくとも定期的に健康診査を受けましょう。
対象
健康診査受診日に、いわき市に住民票登録のある妊産婦
内容
公費負担により、決められた健康診査の項目を受けることができます。
(1) 妊婦一般健康診査 (15回まで ※多胎妊娠の方は最大20回まで)
(2) 産後健康診査(2回)
(3) 妊婦精密健康診査(※)
「母と子の健康のしおり」(妊産婦健康診査受診票・新生児聴覚検査受検票)のイメージ(508KB)(PDF文書)
※ 妊婦健診の結果、疾病等の疑いがあり、精密健康診査を実施する必要がある妊婦さんに対して、1回のみ精密検査にかかった費用の自己負担分を公費負担する制度があります。
該当になる方は、精密検査を受ける前に手続きが必要になりますので、こども家庭課母子保健係までお問い合わせ下さい。
受診方法
■ 県内医療機関
母子(親子)健康手帳交付時にお渡しする受診票の綴り「母と子の健康のしおり(妊産婦健康診査受診票・新生児聴覚検査受検票)」をご持参の上、受診ください。
規定された健康診査の項目及び助成額について、公費助成が受けられます。
※ 多胎妊娠の方の16回目以降の受診分で市外医療機関受診の場合は、以下の県外医療機関と同様の取扱いとなります。
※ いわき市外に転出したときは、この受診票は使用できませんので、転出先の市町村で再交付を受けて下さい。
■ 県外医療機関・市内外助産所
里帰り出産等により県外の医療機関や市内外の助産所で受診した場合は、その費用を一旦全額自費で支払いいただき、後日償還払い手続きをすることで、規定された健康診査の項目及び助成額を上限に助成します。
健康診査終了後、必要書類を添えて、おおむね2か月以内に、お近くの地区保健福祉センター健康係に申請して下さい。
※ただし、海外で受診した費用、健康保険が適用されている費用、規定された健康診査の項目以外の費用、助成上限額を超えた分の費用等は助成の対象外となります。
梅毒の感染が拡がっています。妊婦健診を受けて先天梅毒を防ぎましょう
近年、性感染症のひとつである梅毒の報告数の増加に伴い、妊婦梅毒や先天梅毒の報告数が増加しています。
妊娠の早い段階で感染がわかれば、早期の治療により赤ちゃんへの感染リスクも下げられます。
- 先天梅毒とは・・・梅毒にかかった母親からおなかの中の赤ちゃんに感染し、出生直後は無症状であっても、生後数か月以内に発疹や骨の異常、数年後には目の異常や難聴などの症状が現れる病気。
厚生労働省作成 リーフレット「梅毒の感染が拡がっています」(PDF/751KB)
リーフレット「いま、梅毒が急拡大していることをご存じですか」(PDF/935KB)
2 新生児聴覚検査
新生児聴覚検査は、先天性難聴の早期発見、早期療育のために、、新生児が眠っている間に音への反応をみる「耳の聞こえ」の検査です。
生まれてくる赤ちゃんの1,000人に1~2人は、生まれつき耳の聞こえの障がいをもつと言われています。聞こえにくさんがあっても、早期に発見し、適切な支援を受けることで、赤ちゃんの言葉の発達を促すことができます。
市では、新生児聴覚検査費用の一部を公費助成しております。赤ちゃんの様子だけでは耳の聞こえに障がいがあるかどうか判断することは難しいため、ぜひ検査を受けましょう。
対象
検査日に、いわき市に住民票登録のある乳児
内容
新生児聴覚検査は、主に出産した医療機関で、生後1週間以内に行います。
検査は、自動聴性脳幹反応検査(自動ABR)または耳音響放射検査(OAE)の初回・確認・再確認検査が助成の対象となります。
令和3年度の助成額は、検査機器が自動ABRの場合は8,500円、OAEの場合は3,000円となります。差額分は自己負担となります。
※ お子さんの住民票登録が市外の場合は、いわき市の受検票は使用することができませんので、お子さんの住民登録予定の自治体へお問い合わせください。
※ 出産した医療機関で新生児聴覚検査を行っていない場合は、生後できるだけ早期に、下記の問い合わせ窓口へご相談ください。
受診方法
【県内】
母子(親子)健康手帳交付時にお渡しする受検票の綴り「母と子の健康のしおり(妊産婦健康診査受診票・新生児聴覚検査受検票)」を出産した医療機関等へお渡しください。
【県外】
妊産婦健康診査と同様に、償還払いの手続きとなります。
※ 海外で検査した場合、健康保険が適用された場合及び検査機器等が不明の場合は助成の対象外となります。
3 償還払いの手続き
県外等で妊産婦健康診査(新生児聴覚検査)を受診しその費用を自己負担した場合は、申請によりその費用の一部を償還払いいたします。
【必要書類】
(1) 申請書 |
「いわき市妊産婦健康診査費助成申請書」(277KB)(PDF文書) |
(2) 領収書及び診療明細書 |
領収書(原本) ※写しを取って原本は返却します。 |
※ 領収書紛失した場合 |
医療機関等で発行した受診証明もしくは、 |
(3) 母子(親子)健康手帳 |
表紙,p1,p8~11,p14~17,p21の写し |
(4) 健康診査(検査)結果通知書(いわき市保管用) |
健康診査(検査)結果通知書(いわき市保管用)の医療機関等が記載済みのもの |
(5) 母と子の健康のしおり |
残りの「母と子の健康のしおり」の受診票 |
(6) 振込口座が確認できる書類 |
金融機関名、支店名、口座名義人、口座番号が確認できるもの |
※ 申請者と名義が異なる場合 |
委任状 |
場所 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
こども家庭課母子保健係 |
内郷高坂町四方木田191 |
0246-27-8597 |
平地区保健福祉センター健康係 |
平字梅本21 |
0246-22-7621 |
小名浜地区保健福祉センター健康係 |
小名浜花畑町34-2 |
0246-54-2111 |
勿来・田人地区保健福祉センター健康係 |
錦町大島1 |
0246-63-2111 |
常磐・遠野地区保健福祉センター健康係 |
常磐湯本町吹谷76-1 |
0246-43-2111 |
内郷・好間・三和地区保健福祉センター健康係 |
内郷高坂町四方木田191 |
0246-27-8692 |
四倉・久之浜大久地区保健福祉センター健康係 |
四倉町字西四丁目11-3 |
0246-32-2114 |
小川・川前地区保健福祉センター健康係 |
小川町高萩字小路尻19-10 |
0246-83-1329 |
このページに関するお問い合わせ先
こどもみらい部 こども家庭課 母子保健係
電話番号: 0246-27-8597 ファクス: 0246-27-8564