個人市・県民税の計算方法
更新日:2025年5月16日
個人市・県民税を納める人(納税義務者)
個人市県民税を納める人は、次の1または2に該当する人です。 | 納める税割 | ||
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均等割 | 所得割 | ||
1 その年の1月1日現在、いわき市内に住所がある個人 | あり | あり | |
2 いわき市内に事務所、事業所または家屋敷を有するが住所はない個人 | あり | なし |
個人市県民税がかからない人(非課税)
対象者 | 課税されない税割 |
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均等割・所得割 |
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均等割(注1) |
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所得割(注2) |
注1:均等割額 ある一定の所得がある方に課税される、市町村の「会費」的な税金です。
注2:所得割額 前年中の所得に応じて負担していただく税金です。
注3:同一生計配偶者とは、本人と生計を一にする配偶者で、合計所得金額が48万円以下である人です。
税額の計算
個人市県民税は次の手順により算出されます。
1 所得金額の計算 |
収入金額-必要経費等=所得金額 |
---|---|
2 課税標準額の計算 |
所得金額-所得控除額=課税標準額 (所得控除額の種類や概要については、下部のリンクをご参照ください) |
3 所得割額の計算 注:分離所得を除く |
(課税標準額×10%)-調整控除額-税額控除等-配当割額控除額・株式等譲渡所得割額控除額=所得割額 |
4 均等割と個人市県民税の計算 | 所得割額+均等割額=個人市県民税 |
市県民税の計算例(令和7年度)
モデル
梅本 太郎さん(45歳)
- 家族構成 妻(43歳)、子(19歳)、子(17歳)、子(13歳)
- 太郎さんの給与収入:7,000,000円(給与所得:5,200,000円)
- 支払った社会保険料:500,000円
- 支払った生命保険料:100,000円(新生命保険分)
- 支払った生命保険料:100,000円(新個人年金分)
- 支払った生命保険料:100,000円(介護医療分)
- 支払った地震保険料:20,000円
給与所得金額 | 7,000,000×90%-1,100,000 | 5,200,000(A) |
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所得控除 |
注:16歳未満の年少者については、平成24年度より扶養控除が廃止となりました。 |
2,120,000(B) |
課税所得金額 | (A)-(B)(千円未満切り捨て) | 3,080,000(C) |
所得割 |
市民税(C)×6% 県民税(C)×4% |
184,800(D) 123,200(E) |
調整控除 |
市民税 |
1,500(F) 1,000(G) |
均等割 |
市民税 県民税 |
3,000(H) 2,000(I) |
太郎さんの令和7年度の市・県民税額は、
- 市民税:(D)184,800-(F)1,500+(H)3,000=186,300(百円未満切り捨て)
- 県民税:(E)123,200-(G)1,000+(I)2,000=124,200(百円未満切り捨て)
計310,500円に森林環境税1,000円が併せて賦課徴収され、市・県民税及び森林環境税の合計税額として311,500円を普通徴収(本人納付)又は特別徴収(給与天引)により納めていただきます。
※令和6年度については、住民税所得割の定額減税が実施されます。太郎さんの場合は、減税額50,000円(本人分10,000円+控除対象配偶者及び扶養親族分40,000円)を控除した261,500円を納めていただきます。
外部リンク
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