「非核平和」に関する取組みについて
登録日:2025年12月1日
このページは、本市における平和に関する取組みについて紹介します。
非核平和都市宣言(昭和61年3月)
本市は、昭和61年3月に、永遠に「非核平和都市」であることの証である非核平和都市宣言を行い、非核平和思想の普及・啓発の取組みを行ってきました。
日本非核宣言自治体協議会への加入(平成13年5月~)
「核兵器による人類絶滅の危機から、住民一人ひとりの生命とくらしを守り、現在及び将来の国民のために、世界恒久平和の実現に寄与することが自治体に課せられた重大な使命である。宣言自治体が互いに手を結びあい、この地球上から核兵器が姿を消す日まで、核兵器の廃絶と恒久平和の実現を世界の自治体に呼びかけ、その輪を広げるために努力する」という趣旨のもと、1984年に設立されました。
現在、協議会は全国366の自治体により組織され、総会や全国大会、研修会のほか、様々な平和事業などを通して設立の趣旨の実現に努力しています。福島県では、いわき市を含む7自治体が会員になっています。(令和7年5月20日現在)
平和首長会議への加入(平成24年1月~)
1982年6月24日、ニューヨークの国連本部で開催された第2回国連軍縮特別総会において、荒木武・広島市長(当時)が、世界の都市が国境を超えて連帯し、ともに核兵器廃絶への道を切り開こうと「核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画」を提唱し、広島・長崎両市長から世界各国の市長宛てにこの計画への賛同を求めました。平和首長会議は、この趣旨に賛同する都市(自治体)で構成された機構です。
現在、世界166カ国・地域8,487都市の賛同を得ており、加盟都市と連携を図りながら、核兵器廃絶に向けた世界の都市への連帯の呼び掛け等、様々な活動を行っています。福島県では全ての市町村が加盟しています。(令和7年6月1日現在)
原爆パネル展の開催(毎年8月)
本市では、多くの市民の皆様に原爆の悲惨さや恒久平和について考えていただく場を設けるため、例年8月に「原爆パネル展」を実施しております。
令和7年度は、下記のとおり開催し、多くの皆様にご覧いただきました。
【令和7年度開催一覧】
| 開催期間 | 開催場所 |
|---|---|
| 8月1日(金)から15日(金)まで | 市役所本庁舎1階ロビー、小名浜支所、勿来支所、常磐公民館、総合保健福祉センター |
| 8月1日(金)から17日(日)まで |
総合図書館、勿来関文学歴史館 |
【展示中の様子】(左:本庁舎、右:総合図書館)

非核平和都市宣言カード・ポスターの配布(毎年6月ごろ)
「非核平和都市宣言」には、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現への強い思いが込められています。
その願いを子どもたちに伝えていくため、本市では例年、「非核平和都市宣言カード」・「非核平和都市宣言ポスター」を子どもたちや各学校などに配布しています。
【非核平和都市宣言カード】(表面:非核平和都市宣言文、裏面:市民憲章)
対象:市内小中学生全員

【非核平和都市宣言ポスター】
対象:各支所、市内市立・私立小中学校、市内県立・私立高等学校、市内高専・大学

いわき市非核平和都市宣言40周年記念事業の実施(令和7年8月)
令和7年度は、非核平和都市宣言から40 周年、広島・長崎の被爆から80 年を迎える節目の年となることから、記念事業として、高校生等を対象に広島市への派遣及び被爆者を招へいして特別講演会を開催しました。
広島派遣事業(令和7年8月5日(火)から7日(木))

特別講演会(令和7年8月30日(土))
【日時】令和7年8月30日(土) 午後2時から午後4時
【場所】いわき産業創造館企画展示ホール(ラトブ6階)(平字田町120番地LATOV6F)
【内容】・長崎原爆被爆体験講話 講話者 堀田武弘氏 (公財)長崎平和推進協会(外部リンク)
・中学生(長崎派遣者)による発表
・高校生(広島派遣者)による発表

いわき市の戦争体験談及び戦争遺品・関連資料の写真データを募集しています
本市では、これまで、被爆体験等の貴重な戦争体験の講和等を通じて、次世代を担う子どもたちに戦争の悲惨さや平和の尊さを引き継ぐ取組を実施してきました。
しかし、戦争を体験された方の高齢化が進み、戦争を知らない世代が増えていく中で、戦争の記憶・記録が薄れつつあります。
このため、本市の戦争体験談等を後世に残していくことを目的に、次のとおり戦争体験談等を募集いたします。
お寄せいただいた体験談・戦争遺品や関連資料の写真データは、市ホームページへ掲載するなど、平和思想普及・啓発のために使用する予定です。 (いただいた情報がすべて掲載されるわけではありません。)
対象
- 戦争体験談を提供いただける方(特にいわき市内)
- 戦争遺品・関連資料をお持ちの方
※ 実際に体験されたご本人様から話を聞いたことがある親族の方でも構いません
提供方法
次の入力フォームにへのご入力・写真データの添付をお願いします。
※ 電話などでの体験談の聞取りは受付しておりません。ご了承ください。
注意事項
- 実物の遺品・資料等の送付、持参はご遠慮ください(市では所有・保管はできません)
- 情報提供頂いた方には、こちらからご連絡させていただく場合がございます。
- 体験談や写真データに係る個人情報や固有名詞については提供者の判断となります。また、市公式ホームページへの掲載にあたっては、提供者の意思を尊重しますが、本市の判断により一部加工する場合があります。
- 写真撮影に当たっては、個人情報が特定されることのないようご留意ください。
このページに関するお問い合わせ先
総務部 総務課
電話番号: 0246-22-7401 ファクス: 0246-22-3662