RSウイルスに注意しましょう
更新日:2025年4月9日
RSウイルスに注意しましょう!
「RSウイルス感染症」は春~初夏にかけて増加し、夏に流行のピークがみられます。今後注意が必要です。
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児が少なくとも1度は感染するとされています( RSウイルス感染症 (niid.go.jp)参照 )。
感染症によって重症化するリスクの高い基礎疾患を有する小児や、生後6か月以内の乳児への感染には特に注意が必要です。また慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者も感染に特に注意が必要です。
主な症状は?
発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。RSウイルスの初回感染時には、より重症化しやすいといわれています。特に生後6ヶ月以内にRSウイルスに感染した場合には、細気管支炎、肺炎など重症化する場合があります。
感染経路は?
RSウイルス感染症は、ウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、又は会話のときに飛び散るしぶきを吸い込んで起こる 「飛まつ感染」と、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり、なめたりすることで起こる「接触感染」があります。
RSウイルス感染症にかからないようにするために
咳等などの呼吸器症状がある年長児やおとなは、可能な限り 0 歳児から 1 歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。
接触感染の予防は、子どもたちが日常的に触れるおもちゃや手すりなどをこまめにアルコール又は塩素系の消毒剤などで消毒することと、流水と石鹸による手洗いが重要です。また、咳などの症状がある場合にはマスクを着用するなどの咳エチケットが有効です。
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