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ペットの災害対策

登録日:2023年4月1日

 

災害に備えて・・・日ごろからの備えが大切です

 災害が起こったら、ペットを守るのは飼い主です。あなたとあなたの大事なペットを守るために、いま、出来ることを考えましょう。

【事前に確認しておきたいこと】

  •  住まいの安全
  •  ペットの居住スペースの安全                            持ち出し
  •  避難場所
  •  避難経路
  •  飼っているペットを連れての避難方法
  •  家族間の連絡方法
  •  避難の時に持っていくもの

1 住まいの防災対策はできていますか?

災害時にペットを守るためには、まず飼い主が無事でいることが前提です。住まいの防災対策について、もう一度確認しましょう。

  • 家具や飼育ケージの固定、転倒防止、落下防止
  • 窓や家具のガラスの飛散防止
  • 留守番中の飼育場所の安全確保
    飼い主が留守中にでも逃げ込めるよう、ケージ、クレートなどペットの避難場所(隠れ場所)を確保しましょう。

 屋外飼育の場合は、外塀やガラス窓の近くを避け、飼養場所の安全確保をしましょう。

 

2 ペットのしつけと健康管理はできていますか?

【犬の場合】
  • 「待て」「おいで」「お座り」「ふせ」などの基本的なしつけを行う。
  • ケージなどの中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。
  • 不必要に吠えないようにしつける。
  • 人や他の動物を怖がったり攻撃的にならにように慣らしておく。   
  • 決められた場所で排泄が出来るようにする。                            
  • 狂犬病予防接種に加え各種ワクチン接種を行う。          
  • 犬フィラリアやノミダニなどの寄生虫の予防、駆除を行う。
  • シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ。
  • 不妊去勢手術を行う。

しつけ本「家庭犬のしつけの本」

畜犬登録時に配付しています。しつけの参考にして下さい。

【猫の場合】
  • ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。dog
  • 人やほかの動物を怖がらないように慣らしておく。                          
  • 決められた場所で排泄が出来るようにする。
  • 各種ワクチン接種を行う。
  • 寄生虫の予防、駆除を行う。
  • 不妊去勢手術を行う。

3 ペットの所有者明示はできていますか?

災害発生時には、ペットと離れ離れになってしまう場合もあるため、ペットが保護された際に飼い主のもとに戻れるように、所有者明示をしておきましょう。

【犬の場合】 【猫の場合】
  • 首輪と迷子札鑑札、狂犬病予防注射済票の装着
  • マイクロチップ(所有者情報の登録を必ず行っておきましょう)
  • 首輪と迷子札(力が加わると外れるタイプを利用する場合はマイクロチップの装着を推奨します。)
  • マイクロチップ(所有者情報の登録を必ず行っておきましょう)
dog cat

 

4 ペット用の避難用品や備蓄品の確保はできていますか?

 在宅(自宅)避難では勿論のこと、避難先においてもペットの飼養に必要なものは、飼い主が用意しておく必要があります。

 ペットを避難させる避難用品の例

【犬の場合】
  • 首輪とリード(逸走防止対策として、壊れやすい装飾用の首輪や、抜けやすい胴輪、伸縮するリードは避けましょう)
  • クレートやケージ(扉のついたもの)
  • 犬用靴下や自着包帯(大型犬を徒歩で避難させる場合、瓦礫などによる怪我を防止する)
【猫の場合】
  • 避難に必要なキャリーバッグ(キャリーバッグは猫の避難には必須です。)
    (組み立て式キャリーバックの場合は、分解したり、扉が開いたりしないように、ガムテープなどで周囲を固定するとよい)

ペット用の備蓄品と、持ち出す際の優先順位の例

 備蓄品は優先順位を付け、優先度の高いものは避難時にすぐに持ち出せるように、人の避難用品とともに保管しましょう。

 重い物、大きな物などは避難の妨げになるため、いったん避難した後で安全を確認してから持ち出せるように、屋外倉庫や駐車場など、保管場所を工夫しましょう。

優先順位1 動物の健康や命に係わるもの
  • 療法食、薬のストックにはゆとりがありますか?
  • ペットフード、水の買い置きはありますか?(水分を補うためウェットフードの備えもお勧めします。)

   少なくとも5日分「できれば7日分以上」

  • キャリーバッグやケージ(留め具が緩くなっていないか、プラスチックが劣化していないか確認しましょう。)
  • 予備の首輪、リード(伸びないもの)
  • ペットシーツ
  • 排泄物の処理用具(「排泄物処理袋」を忘れずに!)
  • トイレ用品(猫の場合は使い慣れた種類の猫砂、または使用済猫砂の一部)
  • 食器
優先順位2 情報
  • 飼い主の連絡先と、ペットに関した飼い主以外の緊急連絡先・預け先などの情報
  • ペットの写真(いざという時には、紙がない、書く物がない、写真が印刷できないので、迷子ポスターを作っておくこともお勧めします。また、ペットと一緒に映っている写真は保護してもらったときに自分のペットだと示すのに役立ちます。)
  • ワクチン接種状況、既往歴、投薬中の薬情報、検査結果、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報
優先順位3 ペット用品
  • タオル、ブラシ
  • ウェットタオルや清浄綿(目や耳の掃除など多用途に利用可能)
  • ビニール袋(排泄物の処理など他用途に利用可能)cat
  • お気に入りのおもちゃなど匂いがついた用品
  • 洗濯ネット(猫の場合は屋外診療時の脱走対策、保護の際に役立ちます)
  • ガムテープやマジックペン、カッター(ケージの補修、段ボールを用いたハウス作り、動物情報の掲示、など多用途に使用可能)

5 ペットの預け先も探しておきましょう。

  ペットの一時預かり先について、親戚や友人、ペットホテルなど、信頼して預けられる人をあらかじめ探しておきましょう。普段からペットが慣れている相手であれば、ペットにとってもストレスが軽減されます。

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健所 生活衛生課 動物愛護係

電話番号: 0246-27-8592 ファクス: 0246-27-8600

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