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女性相談 -女性を守るための相談窓口ですー

更新日:2024年4月1日

困難な問題を抱える女性への支援について(女性を保護し支援するための新しい法律が出来ました)

「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」について(令和6年4月1日施行)

 これまで、女性を保護するための法律は「売春防止法」における、主に女性の「保護更生」を目的とした内容でした。
 しかしながら、現在の女性をめぐる課題は、性暴力・性犯罪被害、生活困窮、DV(ドメスティックバイオレンス)被害、家庭環境の破綻など、複雑化、多様化、複合化しており、様々な困難な問題を抱える女性への対応が必要となってきたこと、また、売春防止法においては「支援」に対する視点が不足しているなどの課題があるとし、現行の法制度の下では十分な女性保護・支援が行えないとの議論がされてきました。
 そして、様々な課題や困難を持つ女性を保護し支援するための新しい法律として、これまでの女性の「更生」ではなく、女性に寄り添い、女性の意思を尊重し「支援」する「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(困難女性支援法)」が、令和4年5月に成立し、令和6年4月1日から施行されることとなりました。

​​​ 「困難女性支援法」の概要 
 ■「困難女性支援法」の目的・基本理念
 女性の意思が尊重され最適な支援を受けられるようにすること、関係機関及び民間団体との協働により多様な支援を早期から切れ目なく実施されるようにすること、また、女性の人権を擁護し男女平等の実現に資することなどが、目的や基本理念として掲げられました。

 ■国・地方公共団体の責務
 国・地方公共団体には、困難な問題を抱える女性への支援のために必要な施策を講ずる責務があるとされました。
 市は、女性の最も身近な相談先としての役割を果たすとともに、必要な支援の提供や、関係機関等への繋ぎなどを実施します。

 困難な問題を抱える女性への支援に関する法律の概要(PDF/1668KB)

  困難な問題を抱える女性のための支援ポータルサイト「あなたのミカタ」(厚生労働省ホームページ)

いわき市の女性相談について

 市は、最も身近な相談先として、女性の様々な問題の相談に対応するため女性相談支援員を配置しています。
 配偶者やパートナーから暴力や暴言を受けている(DV被害)、望まない性行為を強要される、家庭環境が悪く家庭に居場所がなく困っているなど、年齢を問わず女性の困りごとや悩みの相談に対応します。
 「自分が我慢すればよい」「私が悪いからいけないんだ」「この程度で相談したら迷惑ではないか」などと考える前に、困っていることがありましたらまずはご相談ください。
 女性相談支援員が内容をお聞きし、必要な支援や出来ることを相談者と一緒に考えます。

主な相談内容

  • 結婚や離婚問題、男女関係について
  • 夫やパートナー、恋人から暴力や脅迫などを受けている
    (「暴力」は身体的なものだけではなく「暴言(モラルハラスメント)」など精神的なものも含みます)
  • 夫やパートナー、恋人から望まない性行為を強要される
  • 働いたお金を全て取られてしまう(経済的DVにあたる可能性があります)
  • 生活のためなどを理由に、望まない性的な仕事(売春や援助交際なども含む)をしている(させられている)
  • 家族関係や、人間関係について悩んでいる

 秘密は固く守られます。誰にも言えない悩みがある方、まずはご相談ください。

相談日・時間

  • 相談日  月曜日から金曜日まで(祝日及び年末年始除く)
  • 相談時間 午前8時30分から午後5時15分まで

相談先(女性相談支援員配置先)

相談は、電話相談、来所相談どちらでも行えます。
来所相談の場合、個室など、周囲には相談内容が分からない環境で行います。
なお、女性相談支援員が不在の場合もありますので、来所を希望される方は、事前にお電話でご連絡ください。

 電話    相談 

対象地区 相談先 電話番号

平地区

内郷・好間・三和地区

四倉・久之浜大久地区

小川・川前地区

内郷・好間・三和区保健福祉センター
(内郷高坂町四方木田191番地 総合保健福祉センター2階)

0246-27-8612

小名浜地区

勿来・田人地区

常磐・遠野地区

小名浜地区保健福祉センター
(小名浜花畑町34の2番地)
0246-54-2521

 

福島県の女性相談(女性のための電話相談・ふくしま)

東日本大震災による長期の避難生活などで不安やストレスを抱えこんでいませんか。
避難生活での不安や人間関係での悩み、配偶者からの暴力など、女性の相談支援員が、相談をお受けします。
福島県民のための電話相談です。福島県から県外に避難している方も対象となります。
希望すれば面談での相談も可能です。
詳しくは福島県のホームページをご覧ください。

福島県東日本大震災による女性の悩み・暴力相談事業(外部リンク)

その他のDV相談について

DV被害の相談窓口としては、市の相談支援員の他、福島県女性のための相談支援センターや、短縮ダイヤル「♯8008(はれれば)」、メールやチャットで相談出来る「DV相談+(プラス)」があります。
「#8008」は電話の発信地情報から最寄の相談機関の窓口に繋がる短縮ダイヤル(通話料は発信者負担)、「DV相談+」は24時間対応の電話、メール、チャットの相談窓口です。不安を感じたら一人で悩まず、ご相談ください。
また、身体的な危険を感じた場合は、迷わず警察へご相談ください。

●関連サイト(外部リンク)

福島県女性のための相談支援センターホームページ(県内の女性相談窓口案内あり)

ドメスティックバイオレンス(DV)とは(福島県ホームページ)

DV相談ナビホームページ(このサイトから「#8008」を利用出来ます)

DV相談+(プラス)ホームページ

 

住宅の優先入居制度について(住宅営繕課のページへ)

DV被害者の方などが公営住宅に優先的に入居できる制度があります。
制度対象者についての詳しくは、担当課(住宅営繕課)の「Q&A」をご覧いただき、担当課へお問い合わせください。

住宅の優先制度について(Q&A)

このページに関するお問い合わせ先

こどもみらい部 こども家庭課

電話番号: 0246-27-8563 ファクス: 0246-27-8564

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