あなたの大切な赤ちゃんを「乳幼児突然死症候群(SIDS)」でなくさないための3つのお願い
更新日:2023年4月1日
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
元気ですくすく育っていた赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然亡くなってしまう病気です。
(1)何か月ぐらいの赤ちゃんに起こりやすいのですか?
生後2か月から6か月に多く、まれに1歳以上でも発症することがあります。
(2)原因は何ですか?
いまのところ原因はわかっていません。
しかし、次の3つを守ることで、発症率を低くできることが数々の研究で明らかになっています。
(3)あなたの大切な赤ちゃんを「乳幼児突然死症候群(SIDS)」で亡くさないための3つのお願いです。
-
1歳になるまでは、あお向けに寝かせましょう
「うつぶせに寝かせたときの方ががSIDSの発生率が高い」ということが研究者の調査からわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、あおむけに寝かせましょう。このことは、睡眠中の窒息事故を防ぐうえでも有効です。 -
できるだけ母乳で育てましょう
「母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低い」ということが研究者の調査からわかっています。人工乳が直接SIDSを引き起こすことはありませんが、できる限りお母さんの母乳で育てることをおすすめします。 -
たばこをやめましょう
「タバコはSIDS発症の大きな危険因子」です。妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかに良くない影響を及ぼします。妊婦さん自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦さんや赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
いわき市の母子(親子)健康手帳にもSIDSについて(P89)記載されていますのでご覧ください。
詳しくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
外部リンク
このページに関するお問い合わせ先
こどもみらい部 こども家庭課 母子保健係
電話番号: 0246-27-8597 ファクス: 0246-27-8564