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その1 市の花は『ツツジ』です(平成27年5月20日市公式Facebook投稿)

登録日:2015年5月20日

市の花『ツツジ』

ツツジとクマバチ

 5月は、市内のあちらこちらで、鮮やかなピンク色が目に飛び込んできます。大きなピンク色の花に近づいてみると、丸い体のクマバチが花粉を抱えて忙しそうに出たり入ったり、、、。

 その花「ツツジ」は、いわき市の「市の花」です。昭和48年3月20日、市役所新庁舎の完成を記念して指定されました。

 この指定にあたって、市では昭和47年10月から候補となる花の調査を始めました。市民に広く愛されていて、誇りにできるような花は何か?同じ年の11月からは市の花選定委員会を開いて、ツツジ、ヤマザクラ、ウメ、サザンカ、ハマナス、ハマギクなど16種を候補として選び、市民投票を行いました。翌年1月20日の締切まで集まった13,708票の市民の選択の結果は、、、?ツツジ5,003票、ヤマザクラ2,651票、サザンカ892票、ハマナス681票・・・となり、最多得票のツツジが、市の花となりました。

 ちなみに、当時の委員会議事録を読むと、ツツジとサツキの区別について「サツキはツツジの一部」とか「サツキとツツジは違う」、「松ヶ岡のはツツジで、各家庭の庭園などはサツキ」と、委員の意見が分かれた記録があり、最終的には多数決によって「ツツジ(サツキを含む)」となりました。

(注:サツキは一般にはツツジの一種とされていますが、愛好者が多く分けて呼ぶことも多いようです。)

本庁舎とツツジ

本庁舎とツツジ 決定の翌年からは、苗木の配布事業が始まり、平成3年まで市の木「クロマツ」とともに市内の小学校入学記念樹として新1年生全員にプレゼントされました。その数は、事業実施の18年間でなんと100,380株!市内のあちこちで毎年きれいなツツジの花が見られるのは、これらの苗木が市民の皆さんに大事に育ててもらえたことの証かもしれませんね。

 今年のツツジも間もなく見納めですが、いわき市本庁舎にお出かけの際は、ぜひ正面玄関前の生け垣を、庁舎の42年目の雄姿とともに愛でてください。

[担当] 市制施行50周年記念誌プロジェクト(ふるさと発信課内)

このページに関するお問い合わせ先

総合政策部 広報広聴課

電話番号: 0246-22-7402 ファクス: 0246-22-7469

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