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下水道の役割としくみ

登録日:2016年12月22日

 水は絶えず循環し、多様な生命を育んでいます。
 私たちが、普段何気なく使っているトイレや風呂、台所などの水は、毎日生活していく上で欠かせないものです。日常生活で使って汚れた水をきれいにして自然へ戻すことはとても大切なことです。
 下水道は、そんな汚れた水をきれいで安全な水に戻し、豊かできれいな川や海をよみがえらせる大切な施設です。しかし、それは、電気、ガス、上水道に比べると目に触れる機会が少ないため、その重要性にあまり気づかれていません。
 ここでは、下水道の役割としくみについて説明します。

下水道の役割

浸水被害の防除

 道路や宅地に降った雨を速やかに下水道管に取り込み、地域によってはポンプにより、川や海へ放流して、私たちの貴重な生命や財産を浸水の被害から守り、安全な都市づくりを進めることができます。

生活環境の改善

 私たちの生活や生産活動から発生する汚水が住宅地周辺に滞留すると、悪臭や害虫の発生源になってしまいます。そこで、下水道により汚水を速やかに排除することにより、健康で快適なまちづくりができます。

公共用水域の水質保全

 汚水を処理しないまま川や海等の公共用水域に放流すると、水質の汚濁が進行します。下水道は、家庭や事業所からの汚水を浄化センターに集め、きれいな水にして川や海に流しますので、公共用水域の水質を保全することができます。

健全な水環境の創出

 下水道の整備は、水循環系の確立に対して大きな影響力を及ぼすことになるため、望ましい水環境の創出へと役割も拡大していくことになります。

下水道のしくみ

浄化センター図

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部 生活排水対策室 経営企画課

電話番号: 0246-22-7519 ファクス: 0246-22-7572

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