古紙の分別回収(ごみの減量と紙類のリサイクル)
登録日:2024年6月17日
いわき市紙類分別回収事業の概要
ごみの減量と紙類のリサイクルを促進するため、家庭において不要となった古紙類を分別回収しています。
本事業では、市内の古紙回収事業者で組織する「いわき市古紙回収事業協同組合」(以下「古紙組合」)が、市の計画に基づき「古紙回収日」に市民の皆さんが分別排出する古紙類を集積所から回収し、行政区等ごとに買い取ります。
回収された古紙類は、再生原料として製紙工場等でリサイクルされます。
事業開始時期
平成元年11月から、「新聞紙」、「段ボール」、「雑誌類」の3品目の回収を開始しました。
その後、「容器包装リサイクル法」の施行を受け、平成9年7月に「紙パック」を追加、また、同法の改正を受け、平成14年7月に「紙箱・紙袋・包装紙」を追加しました。
平成23年1月からは、紙以外の素材がついたものや食品や油がついたものなどの回収を始め、「紙箱・紙袋・包装紙」の名称を「その他の紙」としました。
現在5品目の回収を行っております。
回収量と実施団体数の推移
当初、265団体で始まった当事業も、現在は市内全地区で実施されており、580を超える団体が参加しております。
適正な分別排出にご協力くださるようお願いします。
種類 | 回収量(キログラム) |
---|---|
新聞紙 | 2,288,140 |
段ボール |
1,443,480 |
雑誌類 | 1,087,430 |
紙パック | 13,158 |
その他の紙 |
113,100 |
計 | 4,945,308 |
いわき市古紙回収事業協同組合とは
いわき市古紙回収事業協同組合は、市内の各家庭等から排出される古紙類を分別回収し、リサイクルするため、現在は、市内19の古紙回収業者が組合に加盟し、いわき市の古紙リサイクルに取り組んでいます。
この古紙回収事業協同組合の加盟業者の中には、直接古紙類の搬入を受け付けているところもありますので、古紙類の直接搬入について詳しい内容をお知りになりたい場合は、古紙回収事業協同組合まで直接お問い合わせください。
お問い合わせ先 いわき市古紙回収事業協同組合 41-9555
回収品目と分別方法
回収品目は全部で5種類です。「対象とならないもの」もありますので、正しく分別して排出しましょう。
なお、市の古紙回収では、家庭ごとの戸別回収は行なっておりません。
- 家庭ごみの収集カレンダーを見て「古紙類回収日」を確認してください。
- 回収日当日の朝8時30分までに、決められたごみ集積所に排出してください。
- 「対象にならないもの」は「燃やすごみ」の日に排出してください。
回収品目 | 対象になるもの | 出し方と注意事項 | 対象にならいもの |
---|---|---|---|
新聞 |
新聞紙。 折込み広告。 |
ひもで十字にしばる。 新聞入れ用の紙袋を利用する時は、新聞紙と折込み広告以外は入れない。 |
水に濡れた新聞紙や折込み広告、 食品や油等の汚れがついてしまった新聞紙や折込み広告。 |
段ボール | 段ボール類。 | ひもで十字にしばる。 | 水に濡れた段ボール、食品や油等の汚れがついてしまった段ボール。 |
雑誌 | 雑誌、書籍。 | ひもで十字にしばる。 | 水に濡れた紙、ビニールコーティング紙、写真、アルミ箔や発泡スチロールが付いた紙、水に溶けない紙、強い臭いのついた紙。 |
紙パック | 牛乳パック、ジュースのパックなど。 |
洗って、開いて、乾かして、ひもで十字にしばる。 内側にアルミコーティングがされている紙パックは「その他の紙」に分類する。 |
内側にアルミコーティングがされている紙パック。 |
その他の紙 |
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紙袋に入れて袋の口を折り、ひもで十字に縛るか、ホチキスで留める。(紙袋がない場合はひもで十字にしばる) |
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雨天時の対応
実施の有無は、当日の市内の天候を総合的に見て決定するため、お住まいの地域で雨が降っていても回収されたり、雨が降っていなくても延期もしくは中止となる場合があります。
このため、古紙を出す際は自己判断せずに、次の方法により実施の有無を確認してください。
古紙回収の実施の有無は、回収日当日の朝7時30分頃に電話(自動音声案内☎56-6596)、市公式ホームページ、ごみ分別アプリ及び携帯用サイトで案内しています。
回収を実施しない場合、翌週の同じ曜日に「延期」となりますが、延期後の実施の有無は、延期した日の朝に決定します。
延期した日に回収を実施しない場合は、その月の回収は「中止」となり、回収されません。
「中止」となった場合は、翌月の回収日に同じ方法で実施の有無を決定します。
決定後は、急に天候が変化しても、途中で変更することはありません。
- 市公式ホームページ
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トップページの臨時ニュース欄に掲載
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携帯サイト
トップページの古紙回収情報に掲載
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ごみ分別アプリ(家庭ごみの収集カレンダー裏面上部のQRコードを読み取りダウンロードが可能)
トップ画面に掲載
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紙類回収専用ダイヤル(56-6596)
案内時間 回収日当日の次の時間で案内
・実施の場合 ⇒ 午前7時30分から午前10時まで
・翌週又は翌月へ延期の場合 ⇒ 午前7時30分から午後5時15分まで
古紙の回収について、回収を実施する日に「夕方になっても収集されずに集積所に残っている」などの問い合わせは、「いわき市古紙回収事業協同組合(TEL0246-41-9555)」にご連絡ください。
リサイクルプラザ「クリンピーの家」では、日曜日に、古紙類の直接搬入を受け付けしています。 ※詳細についてはこちらへ ⇒ サンデーリサイクルについて
古紙買い取り金
各集積所から回収された古紙類は、古紙組合により回収品目ごとに定められた単価で、回収量に応じて買い取られます。
その買い取り金は、古紙組合より各行政区へ支払われ、行政区や子供会等での運営資金等として有効活用されています。
なお、他の回収方法では、町内に買い取り金は支払われませんのでご注意ください。
古紙回収Q&A
古紙回収について、皆さんからの質問にお答えします。
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【Q1】古紙回収の日に「出してはいけないもの」って何?
【A1】紙以外のものはもちろんのこと、紙でもリサイクルが出来ない「禁忌品」は出すことが出来ません。例えば、「ヨーグルトの紙カップ」や「粉末洗剤の紙箱」等は、食品が付いていたり、臭いが残っているためリサイクルできません。これらのものは、「燃やすごみ」の日に出しましょう。 -
【Q2】雨の日でも回収するの?
【A2】雨の日は原則、回収しません。
紙は濡れると繊維が弱くなったり腐ったりして、製紙工場に運ばれる前に製紙原料として使用できなくなってしまうからです。 -
【Q3】天気がはっきりしない場合はどうしたらいいの?
【A3】回収の実施または中止については、回収日当日の市内の天候を総合的に見て決定します。決定内容については、市ホームページ、携帯サイト、ごみ分別アプリ、古紙回収専用ダイヤル(56-6596)で確認いただけます。 -
【Q4】朝降っていた雨がその後止めば、途中から回収するの?
【A4】回収の実施または中止の決定内容については、たとえその後天候が変わっても、変更することはありません。 -
【Q5】回収に来たはずの集積所に、まだ古紙類が残っているのはなぜ?
【A5】古紙類は、計量の都合上、品目ごとに回収するためです。
そのため、集積所に何らかの古紙が長時間置いてあるという状況が生じますが、忘れている訳ではありませんので、ご理解、ご協力をお願いします。 -
【Q6】古紙がたまってしまったのだけど、直接持っていけるところはないの?
【A6】ございます。
いわき市古紙回収事業協同組合の加盟業者の中には、家庭等からの古紙の直接搬入を受け付けているところもあります。詳しくは、古紙回収事業協同組合(41-9555)まで直接お問合せください。 -
【Q7】事業所からも古紙類を排出できるの?
【A7】事業活動で出される廃棄物は、事業者の責任で適正に処理していただくことになるため、古紙類についても原則排出できません。
ただし、店舗兼住宅の様な小規模事業所において排出量が少ない場合は、集積所の整理整頓を保つことが出来、かつ集積所管理者の了解が得られれば、排出することも可能です。
これ以外の場合においては、古紙回収業者に依頼するなど適正な処分を行なってください。
このページに関するお問い合わせ先
生活環境部 清掃管理事務所
電話番号: 0246-56-7963 ファクス: 0246-56-7989