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再生可能エネルギーとは

登録日:2016年4月12日

再生可能エネルギーエネルギーって何だろう?

再生可能エネルギーにはいくつかの共通した特長がありますが、その長所としては、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出が少ないクリーンエネルギーであること、海外からの輸入に頼ることのない国産エネルギーであること、エネルギーを使う場所と作る場所が近いため無駄が少ないこと、などが挙げられます。
一方、短所としては、これまでのエネルギーと比較するとまだまだ高価であること、自然条件に左右されるため出力が不安定なものがあること、などが挙げられます。
現在、再生可能エネルギーの普及は十分とは言えませんが、将来に向けて豊かな自然を守り、快適な生活を続けるためにも、再生可能エネルギーの一層の導入促進が求められています。

なぜ再生可能エネルギーが必要なの?

これまでは、石油や石炭などの化石燃料がエネルギーの主役として使われてきましたが、その量には限界があり、さらには、環境汚染や地球温暖化の原因にもなっています。
そのため、クリーンで無限にある太陽エネルギーのような再生可能エネルギーが必要とされているのです。

再生可能エネルギーにはどんなものがあるの?

再生可能エネルギーには、たくさんの種類がありますが、主なものは次のとおりです。

太陽光発電

太陽電池を使って太陽の光で電気を発生させること。身近なものでは、時計や電卓に使われていますが、最近では住宅の屋根に設置する方も増えています。太陽電池でつくられた電力は、建物の中で使ったり、電力会社に売ったりしています。

水力発電

水資源を発電に利用します。自然環境の中で繰り返し使うことができ、二酸化炭素や大気汚染物質が排出されることはありません。

風力発電

風の力で風車を回し、その回転を発電機に伝えて電気を起こします。山の上や海のそばなど風の強い場所に設置されています。

地熱発電

日本では地下深部にはマグマが存在し、膨大なエネルギーが眠っています。このエネルギーの一部を蒸気という形で取り出し、発電に利用します。(沸点が100度未満の液体を利用して蒸気をつくり、タービンを駆動させるバイナリ方式といものもあります。)

バイオマス発電・熱利用

木くず・生ごみ・稲や麦のわら・もみ殻・食品廃棄物・家畜排せつ物など、動植物から生まれた物を利用して発電・熱利用すること。もともと空気中の二酸化炭素を光合成によって有機物に変えたものなので、燃やしても二酸化炭素が増えることはありません。

太陽熱利用

太陽の熱を集めてお湯を作ったり、冷房や暖房に使ったりすること。家庭ではお風呂や床暖房などに使われています。

温度差熱利用

年間を通じて水温変動が小さく、夏は大気よりも冷たく、冬は大気よりも暖かい河川水や地下水の温度差エネルギーを、ヒートポンプや熱交換器を使って冷暖房などに利用します。

地中熱利用

大気の温度に対して、地中の温度は年間を通して変化が見られなくなります。そのため、夏場は外気温度よりも地中の温度が低く、冬場は外気温度よりも地中の温度が高くなります。
この温度差を利用して効率的な冷暖房などに利用します。

雪氷熱利用

冬に降り積もった雪や、冷たい外気により凍結した氷を、夏などの冷熱を必要とする季節まで保管し、ビルの冷房や農作物の冷蔵などに利用します。

いわき市で再生可能エネルギーは使われているの?

いわき市では、これまでに、学校や公園など身近な公共施設に太陽光発電や木質ペレットストーブ等を設置してきました。また、今後も様々な再生可能エネルギーの導入を検討していきます。 

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部 環境企画課

電話番号: 0246-22-7528 ファクス: 0246-22-1286

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