ハチ刺され防止対策
登録日:2025年3月31日
人を攻撃したり、刺したりするハチは主にスズメバチやアシナガバチのなかまです。
ハチは春先から活動をはじめますが、ハチによる被害の発生はハチの活動が活発な時期に増加する傾向があり、アシナガバチが7月から8月ごろ、スズメバチが7月から11月ごろに多くなります。
ハチに刺されると、場合によっては生命にかかわることもありますので、十分に注意してください。
ハチに刺されやすい条件
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服装
「黒い色」に対して攻撃性が強いので、黒い服装は避けてください。また、帽子をかぶるなどして頭髪を隠してください。 -
臭い
化粧品やヘアースプレー、香水などはハチを刺激し、攻撃性を強める恐れがありますので、使用には十分注意してください。
万一、刺された場合は
ハチに刺された経験のある人にはハチアレルギー抗体が体内にできている場合があり、2回目以降のハチ刺されの際に重篤なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こし、短時間で死に至ることがあります。(1回目のハチ刺されでもアレルギー反応が出る場合があります。)
ハチに刺された場合には以下のように対処してください。
- ハチを刺激しないよう注意しながら安全な場所に避難する。
- 刺された部位に針が残っていないかを確認し、残っている場合には毒がこれ以上注入されないように気を付けながら、そっと取り除く。
- 傷口を強くしぼって毒を出す。流水で流しながら実施するとより効果的です。(口で吸うのは避けてください。口内の傷口から毒が吸収される恐れがあります。)
- 傷口を冷やす。(毒の吸収を遅らせることができます。)
- ハチ刺され用の薬剤(抗ヒスタミン軟膏、ステロイド軟膏など)を塗る。(アンモニアは効果がありませんので、尿をかけたりする行為は絶対に行わないでください。)
- 必要に応じて医療機関を受診する。
※ 息苦しさや口の乾き、冷や汗、発疹、吐き気、めまいなどの全身 症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診(必要と判断したら迷わず救急通報)してください。
ハチの巣をみつけたら
市有地以外に巣がある場合は市では駆除しておりませんので、巣がある場所の所有者か管理者に駆除を依頼してください。
ご自身が管理する場所にハチの巣ができた場合においても、自ら駆除するのは危険が伴います。ハチの巣の駆除については、専門の業者に依頼することをお勧めします。(有料になります。市からの助成等はありません。)
下記の事業者は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、福島県に「建築物ねずみ昆虫等防除業」として登録をしている市内の事業者です。事業者によって料金体系は異なりますので、事前に駆除方法や料金を十分確認の上、依頼してください。(市からの助成等はありません)
なお、下記事業者以外でもハチの駆除は可能です。必要な場合は電話帳などでお探しください。(悪質な事業者には十分注意してください。)
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉部 保健所 生活衛生課 環境衛生係
電話番号: 0246-27-8591 ファクス: 0246-27-8600