工事費内訳明細書の様式変更について(令和7年3月18日)
登録日:2025年3月18日
本市の入札・契約制度については、公平性・公正性・透明性・競争性の確保を基本として、関係法令の改正や時代の流れを捉えて適切に見直しを図ってきたところです。また、近年、地域の守り手である建設業者等がその役割を果たし続けるため、様々な課題解消に向けた取組みが必要となっております。
昨年、水道局において、設計単価に誤りがあったにもかかわらず、最低制限価格と同額で落札した事例や、市においても、市営住宅の解体工事について情報漏えいを疑われる事案が生じたことから、水道局が設置した「設計単価の誤りによる工事契約解除に係る調査確認委員会」による調査確認報告書の意見を参考に、今回、更なる透明性・公平性を図るため、入札時に提出を求める工事費内訳明細書の様式を変更いたしましたのでお知らせします。
また、工事費内訳明細書の作成にあたりましては、下記「工事費内訳明細書の作成に係る留意事項」をご確認ください。
なお、契約締結後14日以内に提出する工事費内訳明細書については、変更ありません。
変更点
「調整前の積算金額」欄を追加
令和5年度水道局発注工事において、積算誤りに伴う契約解除が発生し、これを調査する「設計単価の誤りによる工事契約解除に係る調査確認委員会」が令和6年11月25日付で水道局に対し「調査確認報告書」を提出しました。この中で「情報漏洩等が懸念された場合に、事業者の積算状況を速やかに確認するため、入札時に提出を求めている工事費内訳明細書に積算額の記載を求める」旨の提言がなされたことから、これに対応するため、工事費内訳明細書に「調整前の積算金額」欄を設けることとなりました。
「調整前の積算金額」欄には、入札金額の内訳を「金額」欄に記載するにあたり、自社で使用する積算システム等で積算した金額に調整を加えている場合には、調整前の金額を記載してください。(調整等をしていない場合は、「金額」欄に記載した額と同じ内容を記載してください。)
なお、入札談合に関する情報があった場合等、不正行為が疑われる場合には、入札に参加された方全員から、「調整前の積算金額」欄に記載された額の根拠として、自社で使用する積算システムから出力した積算書等の、詳細な内訳書を提出していただきますのでご留意ください。
工事費内訳明細書の作成に係る留意事項
- 工事費内訳明細書の作成に係る留意事項(PDF/162KB)(令和7年3月18日改正)
工事費内訳明細書(様式)
- 工事費内訳明細書 (Excel/16KB) (PDF/65KB)
※ 入札に際しては、公告・指名通知時に様式を配布しておりますので、そちらを使用してください。
※ 契約締結後14日以内に提出する工事費内訳明細書については、変更ありません。
このページに関するお問い合わせ先
財政部 契約課
電話番号: 0246-22-7419 ファクス: 0246-22-1251