金子沢・渋井川ポンプゲート施設について
更新日:2025年3月28日
1.目的
令和元年東日本台風に伴い増水した二級河川好間川と市管理河川(金子沢・渋井川)との合流部において、好間川からの逆流防止を目的に県が実施する樋門整備に併せ、宅地側の浸水被害の軽減を図るための排水施設(ポンプゲート)を整備しました。
本施設は、避難経路の確保や命を守る避難行動を取るための時間を稼ぐことを目的とした施設であり、浸水を完全に防ぐことはできませんので、本施設周辺にお住まいの方も、豪雨が予想される際には従来通りの早めの避難をお願いします。
2.施設概要
1.金子沢ポンプゲート施設諸元
⑴ ゲート寸法:幅6.0m×高さ2.5m
⑵ ポンプ能力:1秒間に3.0m3の水量を排水できるポンプを2基搭載
(小学校の25mプールを1分間で空にできる程度の排水能力)
2.渋井川ポンプゲート施設諸元
⑴ ゲート寸法:幅4.8m×高さ2.5m
⑵ ポンプ能力:1秒間に3.0m3の水量を排水できるポンプを2基搭載
(小学校の25mプールを1分間で空にできる程度の排水能力)
3.排水施設操作方法
本施設は自動運転を基本とし、必要に応じて市役所からの遠隔操作を行います。
※本施設は、二級河川好間川の水位が上昇し、金子沢・渋井川への水の逆流が発生するの恐れが生じた際に自動でゲートの閉鎖とポンプによる排水を行います。
4.施工年度
令和4年度~令和6年度
5.総事業費
約22億円(金子沢ポンプゲート施設、渋井川ポンプゲート施設の合計事業費)
3.位置図
金子沢ポンプゲート
(令和7年3月末時点)
渋井川ポンプゲート
(令和7年3月末時点)
3.ポンプゲートの概要
(引用元:一般社団法人 日本防災プラットフォームHP「https://www.bosai-jp.org/ja/solution/detail/84/category」)
ポンプゲート施設の模式図
ポンプゲート施設のゲートを閉め切り、水の逆流を防ぐとともに、ゲートに附帯するポンプを運転することで、宅地側の内水を強制的に排水します。
このページに関するお問い合わせ先
土木部 維持保全課
電話番号: 0246-22-7493 ファクス: 0246-22-7579