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14 製造品出荷額・東北一返り 咲き!~その強みと課題~(広報いわき 令和5年3月号掲載)

登録日:2023年3月1日

いわき市の製造品等出荷額が東北一に返り咲きました。仙台市を抜き約8,853億円。しかし、見えてきた課題もあります。

本市の強みは、化学薬品などの素材型産業と情報や輸送機器などの組立型産業がバランスよく展開されていること。コロナ禍でも素材型産業の受注は堅調です。しかし、仙台市などは、部品を集約して組み立てる産業が多く集積しています。コロナ禍の物流の滞りで部品が届かず、生産活動が停滞したようです。その結果、本市が1位に返り咲いたのではないでしょうか。

先日、平工業高校の生徒8人が国公立大学に合格したという報道がありました。人口減の中でも、大学の学生定員の減少幅は少なく、卒業時点で首都圏に流出する傾向が加速化されています。次世代の若者にとって魅力的な働く場を生み出して、雇用を育むことは不可欠です。

そのため、再生エネルギーや情報産業(DX)とも掛け合わせるなど、地元企業の付加価値や生産性を高めることが重要です。4月に浪江町に設置される福島国際研究教育機構との連携による研究成果の実用化も急がれます。

市役所では、事業再構築やスタートアップなど、企業のチャレンジをしっかりと応援します!そして来年度、そのための体制強化を進めます!

このページに関するお問い合わせ先

総合政策部 広報広聴課

電話番号: 0246-22-7402 ファクス: 0246-22-7469

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