農地パトロール(農地利用状況調査)強化月間
登録日:2024年7月1日
1. 概要
農地は、食料を生産するための重要な資源です。
農地が耕作されなくなり遊休農地化すると、周辺の連坦した農地の効率的な営農に支障をきたすほか、病害虫発生の助長や、害獣の住処になる可能性があるなど、農業振興だけでなく、周辺住民の生活環境に対する悪影響も考えられます。
農地法は、遊休農地の発生防止の観点から、農業委員会が農地の利用状況調査を毎年行うよう規定しており、本市農業委員会は農地パトロール強化月間を定め、農地の適切な利用が行われるよう重点的に活動を行っております。
2.実施内容
(1)農地パトロール(農地利用状況調査)
農地法に基づく農地の利用状況調査は、年間を通して随時行っていますが、8月から11月までの期間を農地パトロール強化月間として、市内各地を、次の内容について重点的に調査し、必要な支援、指導を行います。
〇 調査項目
ア 新規就農者耕作状況の確認
イ 転用行為の進捗状況や履行状況調査
ウ 違反転用の状況調査
エ 非農地判断に係る状況調査
オ 農地改良工事届の履行状況調査
皆様の農地に農業委員、農地利用最適化推進委員が立ち入る場合がありますので、
ご協力をお願いします。
(2)広報活動
〇 新聞・テレビ・ラジオによる啓発
農地をめぐる法制度や農地パトロール強化月間の概要等をお知らせします。
〇 広報車による周知
現地調査の際、農地の適切な利用等について、広報車による周知を実施します。
3.実施状況(令和5年度の取組み)
(1)令和5年度農地パトロール強化月間 現地調査出発式
令和5年8月29日(火)、本年度最初の農地パトロールを実施するにあたり、平中央公園において出発式を開催しました。
同出発式では、内田広之市長及び草野庄一農業委員会会長からの激励を受け、当日パトロールを行う農業委員・農地利用最適化推進委員を代表して、渡邊弘幸推進委員(平2区)が出発の宣言を行いました。
市長及び農業委員会会長から激励を受ける委員 |
農地パトロールへ出発 |
(2)農地パトロール
ア 平2区 8月29日(火)実施
原野化した農地の調査 |
農地の耕作状況調査 |
イ 平1区 8月31日(木)実施
新規就農者の耕作状況を調査 |
太陽光パネル下部の営農状況を調査 |
ウ 小名浜・常磐地区 9月6日(水)実施
農地の耕作状況を調査 |
新規就農者の耕作状況を調査 |
エ 勿来地区 9月28日(木)実施
農地転用状況の確認 |
太陽光パネル下部の営農状況を調査 |
オ 内郷・好間・三和地区 9月29日(金)実施
農地の耕作状況を調査 |
農地転用状況の確認 |
カ 四倉・久之浜・大久地区 10月5日(木)実施
農地改良後の状況確認 |
原野化した農地の調査 |
キ 遠野・田人地区 10月27日(金)実施
農地転用状況の確認 |
新規就農者の営農状況(果樹) |
ク 小川・川前地区 10月31日(火)実施
山林化した農地の調査 |
農地転用状況の確認 |
今後とも、農地に関する相談等ございましたら、農業委員会へ御連絡ください。
このページに関するお問い合わせ先
農業委員会事務局
電話番号: 0246-22-7534 ファクス: 0246-22-7538