市長コメント～ALPS処理水の海洋放出関連設備に対する原子力規制委員会の審査過程について～

　本日、ALPS処理水の海洋放出設備の変更認可申請について、原子力規制委員会が概ね了解とする見解を示しました。

　ALPS処理水の海洋放出につきまして、風評対策を含め、関係者等の十分な理解が得られたとは言えない状況であると認識しております。
　そのため、科学的根拠を積み上げながら、分かりやすく積極的に情報を発信するとともに、関係者等に対して丁寧に説明し、理解を得ることに全力を尽くすよう、国と東電に対して強く求めます。
　海洋放出決定ありきではなく、「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」とする当初の約束をしっかり履行して頂きたいと考えております。 
 

　令和４年５月18日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いわき市長　内田　広之