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第47回吉野せい賞表彰式及び記念講演会の参加者募集

登録日:2024年10月5日

第47回表彰式講演会ポスター

趣旨

 「吉野せい賞」は、いわき市出身の作家吉野せいの輝かしい文学業績を記念して、新人の優れた文学作品を顕彰し、本市の文化振興に資することを目的としています。
 吉野せい賞の表彰式及び作品募集ポスターの表彰式、併せて記念講演会を開催します。

日時

 令和6年11月2日(土)
   
  午後0時30分開場

  午後1時~午後3時30分 表彰式・記念講演会

会場

 いわき市立草野心平記念文学館
  住所 いわき市小川町高萩字下タ道1-39 
  電話 0246-83-0005

主催

 吉野せい賞運営委員会、いわき市 

表彰式

 第47回吉野せい賞表彰式

 第48回吉野せい賞作品募集ポスター表彰式

記念講演会

講師

 伊澤 理江(いざわ りえ)氏/ジャーナリスト、ノンフィクション作家

演題

 『記録を残す、記憶に刻む』~いわきの漁船沈没事故取材を通して見えたもの~

参加料

 無料

講師プロフィール

 1979年生まれ。英国ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。

 英国の新聞社、PR会社などを経てフリージャーナリストに。

 各メディアでの執筆の他、TOKYO FMの調査報道番組の企画も担当する。

 初の著書となる『黒い海 船は突然、深海へ消えた』(講談社刊)で、2023年に第54回大宅壮一ノンフィクション賞、

 第45回講談社本田靖春ノンフィクション賞、第71回日本エッセイストクラブ賞、第11回日隈一雄・情報流通促進賞大賞をそれぞれ受賞。

 ※吉野せい賞表彰式終了後、講演会となります。

定員

 70名

 ※定員を超えた場合は抽選となります。(応募者全員に当落を通知します)

申込方法 ※申込受付終了しました

 郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、「吉野せい賞表彰式及び記念講演会参加希望」と明記の上、次のいずれかの方法でお申し込みください。

専用申込フォーム

吉野せい賞表彰式・記念講演会専用申込フォーム(外部リンク)

ハガキ

〒970-8686 いわき市平字梅本21 いわき市観光文化スポーツ部 文化交流課 文化振興係

FAX

0246-22-1243

電子メール

bunkakoryu@city.iwaki.lg.jp

※電話による申込受付は行いません。

申込期間

9月20日(金)から10月4日(金)まで【必着】

※申込期間終了しました

いわき市出身の作家「吉野せい」

 作家吉野せいは、明治32年(1899年)4月15日に石城郡小名浜町(現在のいわき市小名浜)に生まれ、若い頃から詩人、児童文学者・山村暮鳥(やまむらぼちょう)と交流をもち、雑誌や新聞に作品を投稿していました。
 大正10年(1921年)、詩人・三野混沌

(((みのこんとん)と結婚し、いわき市好間町の菊竹山で開墾生活を送ります。結婚後はほとんど作品を書いておらず、昭和45年(1970年)夫・三野混沌の死後、以前から交流のあったいわき市小川町出身の詩人・草野心平((くさのしんぺい)に作品を書くように勧められたことを契機に、再び執筆活動を始めることになりました
 昭和48年(1973年)、投稿した作品が文芸誌に掲載され、昭和49年(1974年)には17編の作品をまとめ、『洟をたらした神』として刊行されました。
 昭和50年(1975年)、せい76歳の時、『洟をたらした神』が、第6回
(大宅壮一(おおやそういち)ノンフィクション賞と第15(田村俊子(たむらとしこ))賞の2つの文学賞を受賞。さらに、同年10月には教育文化功労者として、いわき市から表彰されました。
 しかし、受賞から2年後の昭和52年(1977年)11月4日、病により78歳で永眠。せいは短い執筆活動を終えました。
 
この年、『洟をたらした神』が劇団手織座によって演劇化され、せいの生誕の地・小名浜で上演。その益金が主催者から市へ寄附されました。市はこれを受けて、昭和53年4月1日に吉野せいの輝かしい文学業績を記念し、「吉野せい賞」を創設。
 以来、多くの応募作品が寄せられ、大地の育む瑞々しい文学の芽が毎年生まれ続けています。

このページに関するお問い合わせ先

観光文化スポーツ部 文化交流課

電話番号: 0246-22-7544 ファクス: 0246-22-1243

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