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廃校施設等の利活用事例紹介(旧永戸小学校)

更新日:2020年1月8日

利活用事業者名

 株式会社東日本計算センター

事 業 内 容

 いわき駅から18km、車で30分ほどで到着する旧永戸小学校は、自然豊かな中山間地域である三和町に位置し、温かみのある木造校舎では、かつて多くの子供たちが学び巣立っていきました。2015(平成27)年の春に閉校となってからも地元の方々が大切に手入れされており、私ども株式会社東日本計算センターは地元企業として、いわき中央ICから11km、いわき三和ICから2kmの国道49号線沿いの高台にある旧永戸小学校をとても魅力的な場所と考えておりました。

 当社はこのような素晴らしい環境に恵まれた地を「ロボット・IoTのイノベーションの拠点」、「地域の情報交流の拠点」、「子どもたちの科学技術への芽生えの拠点」として活用する『ながとイノベーションセンター(以下当センター)』として提案させて頂き、いわき市、地元地区協議会と三者協定を締結し、2019年4月に開所いたしました。

 当センターには、当社の主にR&D(Research and Development)部門の社員が常駐し、大学や高専などの学術機関と連携して次世代ロボットのソフトウェアの研究開発を行っています。特に震災後数年に渡って研究しているドローンの隊列飛行の技術は、現在各方面から注目されています。同時に、福島イノベーション・コースト構想実用化支援事業を活用したチャレンジとして、新たなビジネスを創造する事業計画も進行しております。

 開所以来、地元のみならず、首都圏などビジネスの最先端にいるお客様からも廃校となった木造校舎を活用してのイノベーションセンターに大変興味をお持ち頂いております。多くの方々に視察して頂いており、豊かな自然環境とテクノロジーやビジネスの最先端との連携から、いわき市にとっての新たなイノベーション、ビジネスチャンスが生まれることを期待しています。

 当センターでは小学校時代の役割や地域の期待に応えられるよう、独自の社会貢献事業および地元公民館を始めとする公の事業に積極的に協力して参ります。市民講座としてドローン体験教室などの開催、地元公民館と地元の中学校生を対象としたプログラミング教室を開催するなど、既にいくつかの事業を実施・協力しており、受講された皆さんから良い評価を頂いております。当センターの活動コンセプトは『発想力豊かなエンジニア集団による価値の創造』です。当社のビジネスチャレンジは地域の皆様と共にあり、何時かいわき市三和町から世界をより良く変えるイノベーションが創造されること、地元の子どもたちから日本を代表する科学技術者が生まれる一助になることを、当センターの目標とし活動しています。
 

  •  経済産業省より、地域経済を牽引する事業を担う候補となる地域の中核企業として「地域未来牽引企業」に選定されました。(2018年)

 ながとIC_全景  ながとIC_近景  ながとIC_校舎
 ながとIC_執務室  ながとIC_プログラミング教室  ながとIC_市民講座校庭

事業者について

 

このページに関するお問い合わせ先

財政部 施設マネジメント課

電話番号: 0246-22-7421 ファクス: 0246-22-7580

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