【ホストタウン交流】サモア独立国高校生受入事業
登録日:2018年6月7日
サモア独立国高校生受入事業
サモア独立国とのホストタウン交流の一環として、平成30年5月16日(水)から5月22日(火)までサモア独立国の高校生ラグビー選抜チーム(サモア独立国では小・中高一環の17~18歳の学生)及び随行者(コーチ等)をいわき市に受け入れ、現地高校生とのスポーツ・文化交流を実施しました。
1 訪問者 (サモア独立国訪問団11名)
○サモア独立国高校生(ラグビーU18選抜チーム)8名
ピオ・パウロ・フヨノ
デス・セプローナ
ツナ・トゥイタマ
ルーク・エズラ・エリザラ・マリエトア
ポセ・トゥイラエパ
タウヌウ・ニューレバイア
マーク・トゥイ・トゥシガイゴア
スティーブ・オノサイ
○サモア独立国ラグビー協会 2名
スティーブン・ビーセム (ナショナルラグビー・セブンスヘッドコーチ)
オノサイ・ソオ・プア (アシスタントコーチ)
○サモア独立国外務貿易省職員 1名
ドロシー・ジュディー・イオシア・アネトネ
2 交流内容
(1)5月17日
市長表敬訪問、市内文化施設・被災地の視察
・ 市長表敬訪問
・ 金刀比羅神社
・ アクアマリンふくしま
・ いわき・ら・ら・ミュウ(ライブいわきミュウじあむで震災展示視察~昼食)
・ いわきマリンタワー
・ 震災語り部の講話(豊間・薄磯地区)
市長表敬訪問でサモア独立国訪問団がいわき市役所を訪れました。
いわき市常磐関船町の金刀比羅神社を参拝しました。
神社に隣接する明徳舘幼稚園において、園児に歌とダンスを披露しました。
(2)5月18日
いわきFCパークの施設見学といわき市内高校生とのラグビー交流活動を行いました。
いわきFCパークでは、トレーニング機器を見学した後、フィールドでラグビー練習。いわきFCの選手にダンスを披露する等の交流を行いました。
いわきグリーンフィールドで行われた、いわき市内高校生との交流活動。ラグビー競技を通じて、すぐに打ち解けて活動することができました。
(3)5月19日
平商業高等学校との文化交流事業、湯本駅前で行われた地元イベントへの参加、いわき市主催によるラグビー親善試合のほか、サモア独立国首相の歓迎レセプションなどを行いました。
平商業高等学校では、2017年にホストタウン交流でサモア独立国を訪れた同校生徒等による文化交流活動(茶道・華道)が行われました。
生け花、抹茶、和菓子でサモア独立国訪問団をもてなし、いわき市のPRと2017年サモア独立国訪問事業の内容を英語で紹介していました。
第8回太平洋・島サミットの開催に伴い、湯本駅前特設会場で行われたイベント『太平洋・島まつり2018 in フラのまち湯本』に参加し、サモア独立国のPRを行いました。
いわき市長とサモア独立国のトゥイラエパ首相が観戦するなか、いわき市高校生選抜チームとのラグビー親善試合は60対0でサモア独立国選抜チームが勝利しました。試合に参加したいわき市高校生からは、試合前日に行われたサモア独立国選抜チームとのラグビー合同練習も含め、ラグビー強豪国の高校生選抜チームとの親善試合を行うなどとても貴重な体験ができたとの感想がありました。
親善試合前には、サモア独立国訪問団と文化交流事業を行った平商業高等学校の生徒により、同国トゥイラエパ首相に抹茶と和菓子を振る舞いました。
サモア独立国のトゥイラエパ首相を歓迎するレセプションでは、記念品交換が行われ、サモア独立国からは魚のフックの彫り物とカヴァボウル(飲物を入れる木の器)、いわき市からは漁師の大漁祝いの万祝衣(まいわい)額装を贈り合いました。
(4)5月20日
日本ラグビーフットボール協会主催によるラグビー親善試合が行われ、サモア独立国のトゥイラエパ首相に試合を観戦していただきました。
試合は24対5でサモア独立国選抜チームが勝利しました。
(5)5月21日
日本ラグビーフットボール協会との交流練習。
(6)5月22日
帰国。
サモア独立国訪問団は、日本の食・文化・自然・人のすばらしさ、日本ラグビーの技術には学ぶべきところがたくさんあり、今回の経験を自国で活かしていきたいと話していました。
今後、ラグビーワールドカップ2019及び東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のラグビー競技事前キャンプがいわき市で行われるにあたり、練習会場や受入態勢の確認など、いわき市・サモア独立国双方に実りある事業となりました。
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