いわき市以和貴まちづくり基本条例 ~市民と市の共創によるまちづくり~
登録日:2024年1月23日
いわき市以和貴まちづくり基本条例が平成29年3月30日に公布・施行されました。
いわき市以和貴まちづくり基本条例
・いわき市以和貴まちづくり基本条例概要(429KB)(PDF文書)
・いわき市以和貴まちづくり基本条例全文(147KB)(PDF文書)
・いわき市以和貴まちづくり基本条例パンフレット(1MB)(PDF文書)
いわき市以和貴まちづくり基本条例とは?
本市は、50年前の昭和41年に、当時としては前例のない14市町村の大同合併により誕生し、その際、その市名である「いわき」に、「和を以って貴しとなす」に用いる「以和貴」を重ねて、市の一体的な将来の発展の願いを込めました。
ここに私たちは、先人が英知と情熱を結集して苦難を乗り越え、築き上げてきたこの「以和貴」の心を未来につなぎ、東日本大震災からの復興の先を見据えた更なる50年に向けて、共創のまちづくりを推進し、誰もが「住んで良かった、住み続けたい」と思える魅力にあふれた「いわき」を実現するため、市民と市が果たすべき役割や、まちづくりの基本的な考え方を規定したものです。
なぜ「まちづくり条例」が必要なのか?
少子高齢化、人口減少、社会の急激な変化等に伴い、地域が抱える課題は、高度化・複雑化しており、行政の経営資源が限られる中で、このような地域の課題を行政だけで解決していくことは、もはや困難になっています。
これまで、「いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」などをはじめ、市民と市の協働により取り組んできたものはたくさんありますが、これからの社会には、従来の「行政主導型」ではなく、市民と市がともに創り上げていく「双方向型」の、一歩進んだ公民連携が求められています。
このため、本条例では、市民と市が果たすべき役割や、まちづくりの基本的な考え方を規定することで、様々な分野で活躍する主体(市民、団体、学校、企業など)が地域の課題と思いを共有し、それぞれの活動を通じて結びつき、共に地域の課題の解決に取り組むことで、新たな価値を創造することを目指しています。
制定までの経緯
・「市総合計画後期基本計画」の改定(平成28年2月)
市民と市の「共創」を改定理念とする。
・「いわき創生総合戦略」の策定(平成28年2月)
重点プロジェクトの「いわき市民総参画PJ」において
「いわき創生に向けた新条例の制定」を位置付け。
※ 両者に共通の考え方として「民間と行政が共に地域課題に取組み、
持てるリソースを結集して地域を創る」という方向性が示されている。
・「平成28年度いわき市まちづくり市民会議」(第2回:平成28年11月9日)
(仮称)いわき市以和貴まちづくり基本条例について協議
・「平成28年度いわき市まちづくり市民会議」(第3回:平成28年11月24日)
(仮称)いわき市以和貴まちづくり基本条例の修正案及び条例に基づく取組みについて協議
・パブリックコメントの実施(平成28年12月)
・「平成28年度いわき市まちづくり市民会議」(第4回:平成29年2月2日)
いわき市以和貴まちづくり基本条例(案)について協議
・平成29年2月定例会へ条例案を提出
・公布・施行(平成29年3月30日)
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総合政策部 創生推進課
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