いきいきシニアボランティアポイント参加者インタビュー【第2弾】
登録日:2024年3月1日
1 事業概要
いわき市いきいきシニアボランティアポイント事業は、高齢者の皆様のボランティア活動を積極的に奨励・支援するため、ボランティア活動に参加された高齢者にポイントを付与し、いろいろな商品に交換できるという事業です。
いわき市いきいきシニアボランティアポイント事業 (事業ページ)
この事業に参加して頂いているボランティアの皆様の声を、インタビュー記事としてお届けいたします。
2 インタビュー 【第2弾】
インタビュー第2弾は、特別養護老人ホーム幸寿苑でボランティアをされている「むつみ会」、廣田麗子さん(80歳)、長瀬茂里子さん(76歳)、須藤良子さん(67歳)、松原万佐枝さん(66歳)の4名にお話を伺いました。(年齢は取材当時)
―まず、皆様4人の方が知り合ったきっかけを教えてください。
わたしたち4人が知り合ったきっかけは、市で主催していた教室でした。1年間の教室でしたが、それが終了となったあとも、「一緒に何かをできればいいよね」とみんなで話し合い、「むつみ会」というボランティアグループを結成したのが、ボランティア活動の始まりです。
それが20年くらい前のことで、これまでいろいろなボランティア活動を行ってきました。現在はこの4人のメンバーで、幸寿苑でのボランティア活動を行っています。
―なぜ幸寿苑で活動を始めたのですか。
当時、あまりボランティアを受け入れていないところに行こうよ、という意見がありまして。それで幸寿苑を訪問することになりました。それから10年以上はこちらで活動していますね。
―どのような内容の作業を行っているのでしょうか。
これまでおむつたたみやミシン、裁縫など、様々な内容の作業を行ってきましたが、現在は洗濯物たたみを主に行っています。でも、活動の中身はなんでも良いと思っています。仲間と楽しみながらできるというのが大事ですね。
地域貢献という言い方をすると大げさに聞こえてしまいますが、こうしたボランティア活動をすることで、実は自分たちの方が元気をもらっています。入居者の皆様からはもちろんのこと、同じ活動をする仲間からもたくさんのパワーをもらって、元気になれるんです。
↑笑顔で洗濯物を畳むボランティアの皆さん。インタビュー中も笑いがあり、4人の仲の良さが伺えました。
―ボランティアを行ううえで、大事なことはなにかありますか。
仲間は本当に大事だと思います。ボランティアというとひとりではなかなか踏み出せないかも知れませんが、誰かと一緒なら行きやすいですよね。また、無理をしないことも大事ですね。負担がかかってしまったり、無理をおして活動をしてしまうと、最終的にはいけなくなってしまうと思います。自分たちができることを、できるときに、楽しんでやる。それが地域貢献につながる。ボランティア活動は、それで良いと思います。
―ボランティアポイント事業にも登録して頂きましたが、感想などありますか。
事業には登録しましたけど、あまり商品と交換することを気にしたことはないかな。でもスタンプ(ポイント)を押してもらうのはやっぱり嬉しいし、楽しいですね。見た目でどれだけ活動したかがわかりますから、実感があります。
―それでは最後に、シニアの皆様に向けてメッセージをお願いします。
ボランティア活動って、やったことがないと、参加するハードルは意外と高いんですよね。でも、実際に始めてみると、すごく楽しい。自分から踏み出す勇気、それが地域貢献につながっていくと思います。もしひとりではなかなか踏み出せないのであれば、ぜひ、周りの方を誘って、一緒にトライしてみてください。
―ありがとうございました。
※4名皆様から伺った御意見をまとめて掲載しております。
↑上平窪にある、特別養護老人ホーム幸寿苑。詳細はこちらをご覧ください。
名称:社会福祉法人柳愛会 特別養護老人ホーム幸寿苑
住所:いわき市平上平窪字原田13-1
電話:0246-22-8100
いかがでしたか? いわき市では引き続き、いきいきシニアボランティアポイント事業参加者を広く募集しております。65歳以上でボランティア活動に興味のある方は、地域包括ケア推進課(27-8574)までお問い合わせください。
※ 今後も事業に参加して活動されている皆様のインタビューをお届けする予定です。
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉部 地域包括ケア推進課
電話番号: 0246-27-8574 ファクス: 0246-27-8576