ホストタウン登録決定記念シリーズ「サモア独立国ってどんな国?」(Vol.3)
登録日:2016年10月27日
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、本市は、サモア独立国(以下「サモア」という。)を相手国とする国のホストタウン構想の登録を受けております。
本市では、サモアを多くの市民の皆様に知っていただき、応援する機運を高めるため、本年8月より、ホームページにて同国を紹介する内容を掲載しております。
3回目は、同国の食文化を紹介します。
今回は、サモア大使館から情報をいただき、まとめとております。
1 サモアの食について
サモアでは、タロイモ、グリーンバナナ、パンの木の実が主食になります。
これらの主食を、蒸し焼きやボイルするなどして調理したあと、ココナッツクリームとあえて食べるのが一般的とのことです。
主菜としては、島の周りで採れる魚、鶏肉、豚などになっています。
最近は、缶詰の魚やコンビーフなどの輸入食材も多く利用されているようです。
2 伝統料理
(1)ウム料理の作り方(UMU)
ウムと呼ばれる伝統料理方法は、焼き石の上にタロイモ、グリーンバナナ、パンの木の実等の主食となる食べ物の他に、豚、魚、主食の付け合わせとなるパルサミ等を、バナナの葉などで覆って蒸し焼きにします。
ウム料理は、労力と時間がかかるので、頻繁には作られず、週に一回の日曜日の教会の後や、特別な行事等、家族がそろって食べる特別な昼食会等に、ご馳走料理として作られます。
(2)パルサミの作り方(PALUSAMI)
サモアの伝統料理であるパルサミは、サモアの人々にとって、とても大事な料理の一つです。
材料にはココナッツクリームをふんだんに使用しており、若く柔らかいタロ芋の葉っぱを何重にも重ね、ココナッツクリームと細かく刻んだ玉葱等と一緒に包み込みます。
ウムで蒸し焼きにすることで中のココナッツクリームが少し固まり、ディップのようにして食べることができます。
(3)オカの作り方(OKA)
伝統料理のオカは、ココナッツクリームを、ライムと塩で味を整えて、角切りの赤身のマグロや細かく刻んだキュウリ、トマト等でマリネして作られます。
「生のマグロとココナッツクリーム?」と聞くと、想像ができない味かとは思いますがとても美味しいです。
このほか、南国ならではのトロピカルスイーツが有名です。
次年度以降は、ご紹介しましたサモアの食材を使った料理の提供などにも取組んでいく予定です。
3 特産品
〇ノニジュース
ノニは、南アジアやオーストラリア、ポリネシア諸島などに分布する熱帯性植物で、150種類もの栄養素を含んでいると言われており、健康や美容、ダイエット効果が期待できると言われるほか、ストレスにも効果があると言われています。
サモアの特産品として、市内の施設内での販売を予定しております。販売時期等が決定しましたら、改めて、お知らせいたします。
4 本市での取組
本市では、今後、サモアを市民の皆様にご紹介する機会を創出しながら、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会まで、同国を応援する機運醸成を図っていく予定です。
また、本市は、東京2020大会、及び2020年までに日本国内で開催される国際大会におけるサモアラグビー競技の事前キャンプ地になっており、今後、サモア代表チームの活躍をサポートできるよう受入体制の構築を図ってまいります。
地図
サモア独立国
首都アピア
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