「いわき市温泉事業等経営戦略」を策定しました

「いわき市温泉事業等経営戦略」を策定しました

　本市では、いわき湯本温泉の温泉給湯事業及び公衆浴場事業に係る収支均衡を図り、将来にわたりサービスの提供を安定的に継続することを目的に、「いわき市温泉事業等経営戦略」を策定しました。

「いわき市温泉事業等経営戦略」について

　本経営戦略は、いわき湯本温泉において市が実施する「温泉給湯事業」及び「公衆浴場事業」に係る経営状況等の現状や将来の見通しを踏まえ、施設や設備に関する投資とその財源見通しを試算することで、収入と支出を均衡させた投資・財政計画を策定し、安定的に継続するための中長期的な経営の基本計画です。

計画期間

　令和６年度～令和15年度（10年間）

経営の基本方針

　いわき湯本温泉は、本市にとって重要な観光資源であることから、基本理念と基本方針を次のように定め、健全で持続的な事業運営に取り組みます。

基本理念

～　本市の誇る日本三古泉「いわき湯本温泉」を次世代へと守り繋ぎます　～

基本方針

　経営状況を定期的に把握しながら、経営の健全化を維持するとともに、適切な施設更新や維持管理を実施します。

点検・診断等の実施方針

　給湯設備やポンプ等の給湯施設の定期的な保守点検により、健全度を確保します。

施設更新の実施方針

　老朽化が進む給湯施設等の更新について、実情を踏まえ設備や管路の更新頻度、施設規模の適正化を図ります。また、大規模災害の発生に備え、給湯施設等を迅速に復旧する体制を検討します。

財源確保の実施方針

　料金体系の見直しや入湯税等による公費負担のあり方を定め、経営の安定化を図ります。

   関係機関や民間事業者との共創により、販路拡大に努めます。