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やすらぎの近代絵画―ユニマットコレクション ミレーからワイエスまで―

登録日:2025年7月16日

1 ジャン=フランソワ・ミレー《犬を抱いた少女》1844–1845年、ユニマットグループ蔵  2  ピエール=オーギュスト・ルノワール《母子像(アリーヌと息子ピエール)》1886年、ユニマットグループ蔵  3 アンドリュー・ワイエス《木に懸かった大鎌》1958年、ユニマットグループ蔵 © 2025 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo X0456 

1 ジャン=フランソワ・ミレー《犬を抱いた少女》1844–1845年、ユニマットグループ蔵
2 ピエール=オーギュスト・ルノワール《母子像(アリーヌと息子ピエール)》1886年、ユニマットグループ蔵
3 アンドリュー・ワイエス《木に懸かった大鎌》1958年、ユニマットグループ蔵 © 2025 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo X0456

 本展はオフィスコーヒーやインテリア、リゾートなどの事業を幅広く展開しているユニマットグループの創業者・髙橋洋二氏が、長年にわたり収集し築き上げた西洋美術の一大コレクションから、選りすぐった精華を紹介する展覧会です。同社の全面的協力を得て開催する本展では、「やすらぎの美」をテーマに、ジャン=フランソワ・ミレー(1814–1875)などのバルビゾン派から、オーギュスト・ルノワール(1841–1919)やエドガー・ドガ(1834–1917)ら印象派、藤田嗣治(1886–1968)などのエコール・ド・パリ、そしてアメリカの国民的画家アンドリュー・ワイエス(1917–2009)を含めた近代絵画約90点を展観します。のどかな田園や水辺の風景、微笑ましい子どもの姿など、見る者にやすらぎをもたらす魅惑的な作品群による本展は、心豊かな生活を提案する収集家の質の高いコレクションの一端を堪能できる機会となるでしょう。

会期

2025年9月13日(土)~11月3日(月・祝)

開館時間

9時30分~17時(最終入場16時30分)

休館日

月曜日、9月16日(火)、10月14日(火)

*9月15日(月)、10月13日(月)、11月3日(月)は開館

観覧料

一般 1,000(800)円
高・高専・大生 600(480)円
小・中生 400(320)円

*カッコ内は20名以上の団体割引料金
*いわき市在住の65歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
*いわき市内の小・中・高・専修(高等課程)・高専生は、土曜日と日曜日のみ無料
*免許証、手帳、学生証など身分を証明するものをお持ちください
*本展チケットで常設展も観覧可能

会場

いわき市立美術館2階 企画展示室

主催

いわき市立美術館

協力

ユニマットグループ ユニマットグループ 

企画

神戸新聞社

会期中の催し

コンサート「フランス近代の調べ 〜ピアノの連弾・独奏とトーク〜」

サティ、ドビュッシー、プーランク、ラヴェルら、出品作家と同時代のフランス近代音楽を、ピアノの連弾と独奏、曲にまつわるお話でお楽しみいただきます。

日時 9月15日(月・祝)11時~12時
出演 渡辺秋香(ピアノ)、梅原尚子(ピアノ)
会場 2階 ロビー
定員 50名(要事前申込、先着順)
参加費 無料
申込方法 8月30日(土)9時30分から電話(0246-25-1111)でお申し込みください。

演奏者プロフィール

渡辺秋香
渡辺秋香

東京藝術大学を卒業後ベルギー王立ブリュッセル音楽院に留学。同校を首席で卒業。国内外のコンクールにて優勝、入賞。リリースしたCD「プーランクピアノ曲集 vol. 1」はレコード芸術誌にて特選盤に選ばれている。これまで安川加壽子、ニコル・アンリオ他に師事。現在は国立音楽大学附属中高にて後進の指導にあたる傍ら、室内楽や声楽との共演、朗読とのコラボなど多方面に渡り活動を続けている。

梅原尚子

梅原尚子

東京藝術大学附属高校から藝術大学及び修士課程を経て、ベルギー王立ブリュッセル音楽院に入学、首席で卒業。留学中に音楽院や国際コンクールで数々の賞を受賞。帰国後は後進の指導にあたると共に、気軽に音楽を楽しめるトーク付きコンサート、絵本の読み聞かせと音楽の掛け合わせなど、様々なイベントを各地で行う。現在、愛知県立芸術大学非常勤講師。安川加寿子、ニコル・アンリオ他に師事。

Duoについて

二人のDuoは、今から遡ること三十有余年。ベルギーの田舎の教会で一緒に演奏したことがきっかけでコンビを組みました。大学でも留学先でもそれぞれ同じ先生に師事して苦楽を共にした、二人の息の合った掛け合いをお楽しみください。

 

プログラム(予定)(PDF/196KB)

 

映画鑑賞会「プラド美術館 驚異のコレクション」(字幕版)

プラド美術館1
© 2019 – 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved

2019年11月19日に開館200周年を迎えたスペインが誇る美の殿堂、プラド美術館。そこはベラスケス、ルーベンス、ゴヤ、エル・グレコをはじめ、歴代のスペイン王室が収集した世界屈指の至宝を収蔵・展示したヨーロッパを代表する美術館のひとつ。本作はプラド美術館の全面協力の下、同館が誇る傑作群を詳細にカメラに記録したアート・ドキュメンタリー。

作品情報

監督 ヴァレリア・パリージ、2020年、イタリア/スペイン、92分

ナビゲーター ジェレミー・アイアンズ

日時
  • 10月4日(土)10時30分〜12時5分
  • 10月4日(土)13時30分〜15時5分
会場 3階 セミナー室
定員 各回25名(要事前申込、先着順)
参加費 無料
申込方法 9月20日(土)9時30分から電話(0246-25-1111)でお申し込みください。

講演会「ユニマットコレクションにみる藤田嗣治の女性像―暮らしの中のやすらぎ―」

日時 10月11日(土)14時〜15時30分
講師 高橋佳苗(神戸市立博物館 学芸員)
会場 3階 セミナー室       
 定員 45名(要事前申込、先着順)
参加費 無料
申込方法 9月20日(土)9時30分から電話(0246-25-1111)でお申し込みください。

講師プロフィール
山形大学人文学部人間文化学科卒業、北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。 
2015年から神戸市立小磯記念美術館に勤務、2022年から神戸市立博物館に勤務し、現在に至る。 
専門は日本近・現代美術史。 

美術講座「展覧会の見どころ」

日時 10月18日(土)14時〜15時
講師 当館学芸員
会場 3階 セミナー室
定員 45名(申込不要。当日会場にお越しください。)
参加費 無料

チラシ

やすらぎの近代絵画チラシA 安らぎの近代絵画チラシB 

*チラシデータの無断転載・商用利用は禁じます。
*本展に関しまして、メディアの方はこちらからお問い合わせください。

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