クレパス画名作展 近代の巨匠から現代の作家まで
登録日:2023年5月25日
クレパスは、1925年(大正14年)に日本で誕生した描画材料です。クレヨンとパステルの特性を兼ね備えたクレパスは、着色性が良く伸展性に優れているうえ混色も自在で、油絵具に近い表現が可能です。油絵具の入手が困難だった戦中・戦後には多くの画家たちが注目する画材となり、やがてその持ち味を生かしたオリジナリティあふれる作品が生まれました。
本展は、サクラアートミュージアム(大阪)のコレクションによって構成されるもので、クレパスの開発と普及に関わった画家山本鼎をはじめ、梅原龍三郎や小磯良平、岡本太郎など、大正・昭和期の巨匠たちから現代の作家に至るまで、幅広い顔ぶれによるクレパス画の名品を展示します。クレパスならではのテクニックを駆使した個性豊かな作品を通じて、描画材料としてのクレパスの可能性を再認識することができるでしょう。
会期
2023年4月15日(土)~6月4日(日)
開館時間
9時30分~17時(最終入場16時30分)
休館日
月曜日(但し5月1日は開館)
会場
いわき市立美術館 2階 企画展示室
主催
いわき市立美術館
協力
サクラアートミュージアム、株式会社サクラクレパス、株式会社ターレンスジャパン、株式会社アムス
企画協力
産経新聞社
観覧料
一般 800円(640円)
高・高専・大生 300円(240円)
小・中生 200円(160円)
※( )内は、20名以上の団体割引料金
- いわき市在住の65歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
- いわき市内の小・中・高・専修(高等課程)・高専生は、土曜日と日曜日のみ無料
- 免許証、手帳、学生証など身分を証明するものをお持ちください
出品リスト
いわき市立美術館「クレパス画名作展」出品リスト(PDF/268KB)
主な出品作品
(1)
(2) (3)
(4) (5)
(1)鴻池朋子《Little Wild Things》2015年
(2)舟越桂《習作》2001年
(3)入江明日香《Premices Printaniers 春の兆し》2015年
(4)岡本太郎《虫》制作年不明
(5)山本鼎《西瓜》制作年不明
全てサクラアートミュージアム蔵
会期中の催し
講演会「クレパス画の魅力」 終了
日時:4月15日(土)13時~14時30分
講師:清水靖子(サクラアートミュージアム主任学芸員)
会場:3階セミナー室
定員:40名(当日先着順。事前申込不要。)
参加費:無料
映画鑑賞会「メットガラ ドレスをまとった美術館」 終了
日時:4月30日(日)13時30分〜15時5分
会場:3階セミナー室
定員:40名(要事前申し込み)
参加費:無料
申込方法:3月28日(火)10時から電話(0246-25-1111)で申込受付。先着順で定員になり次第受付終了。
映画情報
原題:The First Monday in May、監督:アンドリュー・ロッシ、2016年、アメリカ、91分
メトロポリタン美術館にセレブリティーが集う一大イベント「メットガラ」と、服飾部門の展覧会が開幕するまでを追った豪華絢爛なドキュメンタリー。
実技講座「子どものためのクレパス画講座」 終了
日時:5月3日(水・祝)10時30分~正午
講師:清水靖子(サクラアートミュージアム主任学芸員)
会場:3階セミナー室
対象:小学4年生~中学3年生
定員:20名(要事前申込)
参加費:無料
申込方法:3月30日(木)10時から電話(0246-25-1111)で申込受付。先着順で定員になり次第受付終了。
実技講座「大人のためのクレパス画講座」 終了
日時:5月3日(水・祝)13時30分~15時30分
講師:清水靖子(サクラアートミュージアム主任学芸員)
会場:3階セミナー室
対象:高校生以上
定員:20名(要事前申込)
参加費:6,900円(クレパススペシャリスト50色セット代込み。講座の後、セットをお持ち帰りいただけます。)
申込方法:3月30日(木)10時から電話(0246-25-1111)で申込受付。先着順で定員になり次第受付終了。
スライドトーク「展覧会の見どころ」 終了
日時:5月20日(土)14時〜15時
講師:当館学芸員
会場:3階セミナー室
定員:40名(当日先着順。事前申込不要。)
参加費:無料
展覧会チラシ
「クレパス画名作展 近代の巨匠から現代の作家まで」チラシ
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