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「令和5年度第1回いわき市防災士資格取得者フォローアップ研修」を開催しました!!  

更新日:2024年3月1日

目的

 本市では、災害発生時に、自らの身を安全に守る「自助」や、隣近所が助け合って避難誘導や避難所運営を行うなど「共助」の担い手となる「防災士」の養成に取り組んでいます。

 「防災士養成講座」については、年2回開催しており、本年度は第1回(学生(中学生以上)、市内企業にお勤めの方をはじめ、広く市民の皆様を対象)を8月に、第2回(自主防災組織構成員、消防団員、女性消防クラブ会員の方を対象)を10月に開催しました。

 今回は第1回防災士養成講座の合格者を対象に、今後、防災士として活動するにあたって必要となる知識・技能の習得を目的にフォローアップ研修を開催しました。

 ※ 本市主催講座による防災士資格取得者は、今回取得した50名を加えると507名となります。

 

 1 開催日

     令和5年12月16日(土)

 2 開催場所

     いわき市役所本庁舎8階 第8会議室(いわき市平字梅本21番地)

 3 参加者数

     防災士資格取得試験合格者50名のうち、24名

 4 開催内容 

  ⑴ 説明「登録防災士について」、「避難所の開設・運営について」

  ⑵ 演習 ・避難所運営ゲーム(HUG)

       ・ふりかえり​​​​

       講師:独立行政法人国立高等専門学校機構福島工業高等専門学校

          都市システム工学科 教授 菊地 卓郎 氏

          都市システム工学科 助教 丹野  淳 氏

            都市システム工学科 学生 9名

※ HUGでは、参加者を4つのグループに分け、実際の避難所(今回は学校の体育館を避難所とし、教室も一部を除き利用可とする)を想定し、福島高専の学生が次から次へと避難者の情報等が書かれたカードを読み上げました。

 参加者は次から次に来る情報に難儀しながらも、グループのメンバーで話し合い、役割分担するなど協力して避難者の配置やイベントに対応していきました。

 

5 参加者の声

  参加された皆様からは、次のとおり様々な感想や意見が寄せられました。

 

 ⑴ フォローアップ研修に参加した感想

  ・「避難所運営の体験ができてよかった

  ・「避難所運営の難しさを確認できた防災士の仲間ができた

  ・「実際の想定に基づいた体験をできたことがよかった」

  ・「いろいろなシチュエーションがあり、それを短時間で判断する練習となった

    ・「HUGを始めて体験して、続々と来る避難者の誘導とエリアの設営の判断、トイレが使えなくなったらどうするかなど都度の的確な判断が必要だと思った。2回・3回と研修を受けなければならないと思うと同時に、実際の避難所でのHUGも体験したいと思った」

 

 ⑵ 今回の研修で学んだことを今後の活動にどのように生かしていきたいか。

  ・「地域の防災活動に生かしたい

  ・「行政区の役員になっているので、もっと地域防災の知識と地域の関わりを深めたい

  ・「地区防災に関する組織設立

  ・「他の人に防災に関することを伝えたい

  ・「1人の力では大きなことはできないかもしれないが、啓蒙啓発を心がけたい

  ・「「逃げ遅れゼロ」「災害死ゼロ」のために、自分の命、大切な人の命を守るために最も大切な自助への取組みに努めていきたい

 

 以上のとおり、参加者はHUGを通じて、避難所運営の難しさを実感する一方で、一人ひとりが今後の課題を見つけ、今後の防災士としての活動に向け決意を新たにされた様子でした。

 

 

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このページに関するお問い合わせ先

危機管理部 危機管理課

電話番号: 0246-22-1206 ファクス: 0246-22-1145

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