いわき市長・いわき市医師会長・いわき市病院協議会理事長共同メッセージ（令和５年８月４日）

「新型コロナウイルスの感染と熱中症に注意しましょう～楽しい夏を過ごすために～」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いわき市長　　　　　　　　内田　広之

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いわき市医師会長　　　　　木村　守和

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いわき市病院協議会理事長　髙萩　周作

 

　これからの時期は、旅行や夏祭りなどで人流が活発となり、お盆や帰省など普段会わない人との接触機会も増えるものと思います。

　加えて、全国の定点あたりの新型コロナウイルス感染症患者数は増加傾向にあり、本市も同様に増加傾向が続いていることから、感染の急拡大が懸念されます。

　感染が拡大すると、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患がある方が感染して、医療機関の負荷が増大し、新型コロナ以外の必要な医療が受けられなくなるなど、通常医療にも影響が及ぶことが危惧されます。

　市民の皆様には、いわきの夏を満喫していただくために、感染拡大防止に協力いただくとともに、熱中症に十分気をつけてくださるようお願いします。

１　「感染しない・感染させない」ための基本的な感染拡大防止対策を継続しましょう

• 　こまめな換気
• 　手洗い、消毒等の手指衛生
• 　人と人との距離の確保

　また、次のような場合は、マスク着用にご協力ください。

• 　医療機関や高齢者施設等を受診・訪問するとき
• 　混雑した電車やバスに乗車するとき
• 　高齢者や基礎疾患を有する方、妊娠中の方など重症化リスクの高い方が混雑した場所に行くとき
• 　咳などの症状があるとき

 

２　咳などの症状があるときは外出を控え、人との接触を避けましょう

• 　いざという時のために薬（市販の咳止めや解熱薬など）や食糧を備蓄

 

３　医療機関を受診する際は、事前に電話で連絡しましょう

• 　医療機関の中で感染を拡げないようにするため、必ず電話をして、指示を受けてから受診してください
• 　体調に関する相談がある場合には、福島県新型コロナウイルス感染症相談センター0120－567－747（毎日24時間対応）へご相談ください。

 

＊　新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報については、市公式ホームページ「新型コロナウイルス感染症特設ページ」をご覧ください。

 

資料

●市内の定点医療機関当たりの報告数の推移

　　　

●国・福島県・いわき市定点あたり報告数の推移

　　　

 

●定点医療機関からの報告（年齢別状況）

　　　

●新型コロナウイルス感染症の夏の感染拡大を防ぐためのお願い

　　　

 

◇熱中症に気をつけましょう

• 　扇風機やエアコンで室内温度を調整する
• 　保冷剤や冷たいタオルなどでからだを冷やす
• 　こまめな水分補給や少量の塩分摂取など、健康管理をお願いします。

　＊　高温多湿な環境でのマスク着用は、熱中症のリスクが高まりますので、ご注意ください。