谷川俊太郎 絵本★百貨展
登録日:2025年2月12日
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1. 東京会場 展示風景(撮影:高橋マナミ)
2.『まるのおうさま』(絵・粟津潔) 福音館書店 1971
2024年11月、92歳で亡くなった詩人の谷川俊太郎(1931-2024)は1960年代以降、さまざまな絵描きや写真家と200冊にも及ぶ絵本を作ってきました。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、亡くなるまで絵と言葉による表現に挑み続けました。バラエティ豊かな絵本に共通するのは、読み手に対する谷川俊太郎の希望の眼差しです。
本展は約20冊の絵本を取り上げ、多彩なクリエイターと共作した絵本の原画、そして絵本からインスピレーションを得て制作された絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示します。
会期
2025年4月19日(土)~6月8日(日)
開館時間
9:30~17:00
*最終入場16:30
休館日
月曜日、5月7日(水)
*4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
観覧料
一般 | 1,000(800)円 |
高・高専・大生 | 600(480)円 |
小・中生 | 400(320)円 |
*カッコ内は20名以上の団体割引料金
*いわき市在住の65歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
*土・日曜日にいわき市内の小・中・高・専修(高等課程)・高専生が観覧する場合は無料
*免許証、手帳、学生証など身分を証明するものをお持ちください
*本展チケットで常設展も観覧可能
会場
いわき市立美術館 企画展示室
主催
いわき市立美術館、福島民友新聞社、福島中央テレビ
福島民友新聞創刊130周年記念事業
企画協力
ブルーシープ株式会社
会期中の催し
ギャラリートーク
講師 |
林綾野(本展キュレーター) |
日時 |
4月19日(土)11:00-11:45 |
会場 |
企画展示室(2階)、ロビーにお集まりください |
参加費 |
無料(ただし展覧会チケットが必要) |
参加 |
申込不要 |
講師プロフィール
林 綾野(はやし あやの)
キュレーター、アートライター。展覧会の企画、美術書の執筆などを手掛ける。企画した展覧会に「かこさとしの世界展」(2019年より巡回)、「おいしい浮世絵展」(2020年)など。著書に『画家の食卓』(講談社)、『浮世絵に見る江戸の食卓』(美術出版社)などがある。
ドキュメンタリー鑑賞会
(1)「谷川さん、詩をひとつ作ってください。」
情報 |
2014年/日本/82分/監督:杉本信昭/製作・配給:株式会社モンタージュ |
日時 |
(1)5月3日(土)10:30~12:00 (2)5月4日(日)14:00~15:30 |
会場 |
セミナー室(3階) |
定員 |
25名(要事前申込) |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
4月22日(火)9:30より当館(0246-25-1111)へ電話で申込受付。定員に満たない場合は当日受付可。 |
(2)「詩人 谷川俊太郎」
©KINOKUNIYA COMPANY LTD. 2012
情報 |
2012年/日本/59分/企画・発行:紀伊國屋書店 |
日時 |
(1)5月3日(土)14:00~15:10 (2)5月4日(日)10:30~11:40 |
会場 |
セミナー室(3階) |
定員 |
25名(要事前申込) |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
4月22日(火)9:30より当館(0246-25-1111)へ電話で申込受付。定員に満たない場合は当日受付可。 |
いわき市立美術館×いわき市立草野心平記念文学館×いわきアリオス連携事業
「福島の詩人・和合亮一による詩作ワークショップ」
福島の詩人・和合亮一さんを招いて、いわき市立美術館といわき市立草野心平記念文学館で詩を創作するワークショップを開催します。
(1)会場:いわき市立美術館
和合さんと一緒に「谷川俊太郎 絵本★百貨展」を観覧したあと、谷川俊太郎さんの詩を起点に、オリジナルの詩をつくります。
講師 |
和合亮一(詩人) |
日時 |
5月10日(土)13:00~16:30(開場12:30) |
会場 |
企画展示室、セミナー室(3階) |
対象・定員 |
小学生以上、20名(要事前申込) |
参加費 |
無料(ただし展覧会チケットが必要) |
申込方法 |
3月22日(土)10:00よりアリオスチケットセンター(0246-22-5800)にて申込受付。 |
(2)会場:いわき市立草野心平記念文学館
(準備中)
講師プロフィール
和合 亮一(わごう りょういち)
1968年福島市生まれ。詩人。国語教師。
第1詩集「AFTER」(1998)で第4回中原中也賞受賞。第4詩集「地球頭脳詩篇」で第47回晩翠賞受賞(2006)。詩人・谷川俊太郎さんとの共著「にほんごの話」(2010)。震災以降、地震・津波・原子力発電所事故の三重苦に見舞われた福島から、X(旧Twitter)にて「詩の礫」と題した連作を発表し続ける。
いわき市立美術館×いわきアリオス連携事業 コンサート「DiVaの音楽会〜まるで絵本の世界を旅するようなDiVaの歌へようこそ〜」
出演 |
DiVa(谷川賢作、高瀬“makoring”麻里子、大坪寛彦) |
日時 |
5月18日(日)14:00~16:00(13:30開場) |
会場 |
いわきアリオス 本館4階 小劇場 |
対象・定員 |
年齢制限なし、180名(要事前申込) |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
4月12日(土)10:00よりアリオスチケットセンター(0246-22-5800)にて申込受付。 |
演者プロフィール
DiVa(ディーバ)
1995年、高瀬”makoring”麻里子(Vo)、谷川賢作(Pf)、大坪寛彦(B)によって結成された現代詩を歌うバンド。谷川俊太郎の詩を歌詞としたその個性的な楽曲のクオリティは多くのアーティストの注目を集め、矢野顕子をはじめ多数のミュージシャンによってカバーされている。アルバム「詩は歌に恋をするーDiVa BEST」(2009年)、「うたがうまれる」(2013年)、「静かな犬」(2023年)などがある。
チラシ
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