投げ込みヒーターからの火災に注意!
登録日:2023年8月29日
投げ込みヒーターが原因発生した火災
投げ込みヒーターとは、水を張った容器に入れることにより、簡単に水を温めることができる移動式のヒーターです。
【火災事例1】
投げ込みヒーターを水が浴槽内にあるものと思い込み、遠隔でヒーターの電源を入れてしまったことにより、空焚き状態から過熱、周囲に燃え広がったもの。
【火災事例2】
タイマー設定で電源が入るようにしていたが、電源を切っていなかったため、空焚き状態から過熱、周囲に燃え広がったもの。
2つの事例に共通しているのは、
電源を自分で入れていないこと。 ← ヒーターを水中に入れることをしていない!空焚き状態!
ヒーターをプラスチック製の容器に載せていた ← 燃えないヒータースタンドを使っていない!
使用の際は、必ず取扱説明書を読んで正しい使い方を!!
火災を防ぐためには…
1 使った後は、電源プラグを抜く。電源の切り忘れによる火災が最も多いため、必ず電源を切るようにしてください。
2 樹脂製容器で使用しない。樹脂製の容器を使用すると、容器の溶融、火災、感電などの原因となります。金属製バケツを不燃性の床の上で周りに可燃物を置かずに使用してください。
3 投込みヒーターの発熱線は電源プラグを差し込むとすぐに高温になるため、必ず水中に入れてから、電源プラグを差し込むようにしてください。
4 目の届く範囲で使用し、その場を離れないようにしてください。長時間使用することにより水が蒸発し、水位が低下すると、空炊き状態になり火災の原因になります。常に最低水位表示以上の水位を維持するようにしてください。
5 使用後は電源プラグを先に抜き、高温となっているため、充分冷めるまで容器から出さないようにしてください。容器から出す際も、投込みヒーターの置く場所は可燃物と接触しない場所に置いてください。
6 常な温度上昇を防ぐ「自動温度調整付」や自動的にスイッチがオフになる「空炊き防止機能付き」などの安全装置付の投込みヒーターを使用することで火災危険が減少します。また、ヒータースタンドを使用することにより可燃物に接触する可能性が低くなり、安全性が増します。
類似事例:「熱帯魚水槽のヒーターからの火災」
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