真夏の炎天下 車内に置きっぱなしは危険です!
更新日:2023年7月31日
夏休みも終了しましたが、まだまだ暑い日が続くようです。
改めて、注意しなきゃいけないこともあります!
置きっぱなしにして危険なモノは・・・?
とある機関のレポートでは、外気温が35度のとき、車内の最高温度は57度、ダッシュボードの上の温度は、「80度近くに達した!!」と報告されています!
こうした状況下で、ついつい車内に置きっぱなしにしがちなものには、大変危険なものがあります!
(1)スプレー缶
ガラスクリーナーや消臭スプレー、冬場に使う解氷剤などのスプレーは車内が高温になると、破裂や爆発を起こす危険性があります。
⇒ スプレー缶の中には燃えやすいガスが充填されており、破裂、発火の恐れがあります!
(2)パソコン・携帯電話・電池(リチウムイオン電池)
携帯電話やパソコンに内蔵されているリチウムイオン電池も高温下で最悪の場合爆発する危険性があります。電池が無事でも、液晶や電子機器も熱には弱いので要注意ですよ。
⇒ リチウムイオン電池、ボタン電池も液漏れ、破裂、発火の恐れがあります!
(3)ガスライター
80度近くになる直射日光直撃のダッシュボードなどに置いておくと、ライターが破裂し、燃えやすいガスが車の中に一気に広がります。
⇒ 車内に広がったガスが、一気に燃え広がる恐れがあります!
(4)アルコール消毒液
「新たな生活様式」にならい、クルマに乗込んでハンドルを握る前に手の消毒をされるかたも多いことでしょう。
感染防止には良いことですが、クルマの中にアルコール消毒液を常備するのはNGです。
温度上昇によって、車内全体にアルコールが充満している可能性もあり、たばこの火や、静電気などの小さな火種でも引火する危険性があります。
⇒ 車内に広がったアルコールが、一気に燃え広がる恐れがあります!
(5)その他:ペットボトルの飲み物
密閉されたこれらの飲み物の容器は、高温で内圧が高まり、変形・膨張し、やがて破裂する可能性があります。
その他、ガラスに貼りつけた透明な吸盤や、芳香剤のボトル、飲み残しのペットボトルなどが、レンズの働きをして、日光を集め、火災の原因になったケースも報告されています!(「収れん火災」と言います。)
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