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いわき市青少年育成市民会議

更新日:2022年2月18日

1.いわき市青少年育成市民会議とは

青少年育成の担い手として、家庭・地域・学校等と連携しながら、青少年の健全な育成のための事業を実施する団体です。
同様の市町村民会議は全国に1,209団体(H25子ども・若者白書引用)あり、それぞれの地域の特徴に即した特色ある取組みが行われています。
いわき市青少年市民会議では、福島県青少年育成県民会議(福島市:青少年会館内)と連携し、13の地区推進協議会と24の支部とともに、それぞれの地域の特色ある事業を展開しています。組織の詳細は、下記の大項目5.組織や規約等をご覧ください。

 

      「地域の子どもは地域で守り育てる」      

 

⑴  青少年健全育成事業の充実 

 今日、少子化や核家族化が進み、子どもたちの自然体験や多世代交流などの社会体験の機会が減少しているとともに、インターネットやスマートフォン使用の低年齢化が進むなど、生活環境が大きく変化しています。
 このような中、市全域に活動の基盤を持つ本市民会議では、各地区ごとの特色を活かした様々な「学びの場」を創出するとともに、「地域の子どもは地域で守り育てる」という視点に立ち、家庭、学校、地域、行政、関係団体等が情報を共有し、互いに連携しながら一体となって、子どもたちが安全・安心に過ごせる環境を整えるため、つぎの事業の推進に努めています。

 

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ア. 地域の子どもは地域で守り育てる運動                            

イ. 伝統行事等の体験活動事業

   

  事業の一部を紹介します。 

 

 

                                                            移動学習

ウ. 青少年育成関係団体との連携・協力

 「少年の主張福島県大会」出場候補者の推薦  

  青少年育成市民会議では、福島県青少年育成県民会議と独立行政法人国立青少年教育振興機構が主催する「少年の主張福島県大会」への出場候補者を市内
 の各中学校や南・北地区の保護司会に御協力いただきながら募集し、状況に応じ選考会を実施して推薦しています。

 「少年の主張福島県大会」とは              

 大会趣旨 (県大会開催要綱から抜粋)

  人格を形成する上で重要な時期にあり、かつ多感な中学生が日ごろ考え感じていることを広く社会に訴えることにより、同世代の少年が社会の一員として
 の自覚を高めることを期待するとともに、少年の健全育成に対する大人の理解と協力を深める契機とする。
  特に、震災や新型コロナウィルス感染拡大による不安な社会生活の経験を踏まえた中学生の多種多様な心情を汲み取り、その真摯な思いを発表する機会を
 提供することで、本県の中学生が夢と希望に向かって力強く歩んでいる姿を広く社会に対してアピールしていく。

                   

 大会開催時期:例年9月末

  開催会場 :県内7地域輪番  参考:いわき市は令和3年度(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、急きょ中止となりました。)

  出場対象 :県内59の青少年市町村民会議から推薦され、かつ、県大会主催者(県民会議)が実施する作文審査会で決定された中学生。
        出場枠15人 この他に、開催地特別推薦者1人 計16人

  第44回(令和4年度)少年の主張福島県大会開催要綱(サイト内リンク)(PDF/151KB)

 

  • 「少年の主張福島県大会」出場候補者募集事業

   市内の各中学校や南・北地区の保護司会に御協力いただきながら作品を募集しています。

    【令和4年度実績】

     事業名:第44回(令和4年度)少年の主張福島県大会出場候補者募集(北地区)

      ※南地区の中学生については、保護司会が開催する弁論大会から推薦いただくこととし、北地区の中学生について市民会議で募集しました。

     期 間:令和4年6月1日(水)から7月28日(木) 

     応募数:3校3人      

  • 「少年の主張福島県大会」出場候補者いわき市推薦者選考会の開催

   市内の各中学校や南・北地区の保護司会に御協力いただきながら募集した作品について、状況に応じ選考会を実施して推薦しています。

    【令和4年度実績】

     事業名:第44回(令和4年度)少年の主張福島県大会出場候補者いわき市推薦者選考会(北地区)

      ※南地区の中学生については、保護司会が開催する弁論大会から推薦いただくこととし、北地区の中学生について市民会議で選考しました。

     日 時:令和4年8月3日(水)午前9時30分から

     会 場:いわき市体験型経済教育施設エリム1階

     審査員:いわき市中学校教育研究会国語部会・いわき教育事務所・いわき市学校教育課・いわき市総合教育センター 各1人 計4人

     結 果:応募者3人を推薦することで決定。北地区に併せて南地区の中学生3人、合計6人を推薦しました。 

 

 なお、少年の主張福島県大会に推薦した中学生には、⑵のアで紹介する「いわき市青少年育成大会」において、発表いただいています。

 また、大会後のアンケートでは「地域の中学生のたくましい姿、心優しい姿を直に感じとることができ、深く強く心を動かされた、これからも青少年の健全な育成のために意欲的な活動を継続していきたい」といった声が多く寄せられ、聴講した大人が一様に大変勇気づけられています。

 

  第44回(令和4年度)少年の主張福島県大会出場者 

  いわき市青少年育成市民会議が推薦した6人のうち、次の2人が県大会出場の選考を受け、優良賞を受賞しました。

  作品は、次の大きな項目2番、いわき市青少年育成市民会議だより、第43号に掲載しています。

  •  福島県大会優良賞 平第一中学校 三年 薄葉 好(うすば このみ)さん
  •  福島県大会優良賞 川部中学校  三年 園部 華(そのべ はな)さん

 

  福島県大会の結果等の詳細は、こちらをご覧ください。 

  福島県青少年県民会議ホームページ 第44回少年の主張福島県大会結果(外部リンク)

     

 

エ. 青少年ボランティアの活用協力

   ボランティア活動での参加体験により、青少年が自ら成長し、地域(社会)へ貢献する意識の醸成を促すため、市が運営する「青少年ボランティア事業」を、地域の公民館を活動の場とした各推進協議会・各支部の事業に
      おける活用の促進に取り組んでいます。

 

seisyounennbora「青少年育成大会」の会場設営を行う青少年ボランティア

⑵ 「大人が変われば、子どもも変わる運動」の展開 

  「子どもは社会を写す鏡」と言われるように、大人自身の生き方そのものが青少年の意識や行動に様々な影響を及ぼします。
 青少年の非行防止には、保護者や地域の大人たちが範を示し、地域が連帯してモラルの向上に努め、地域の教育力をみがくことが求められています。
 このため市民会議では、大人自身が自分の行動を省みて、子どもの手本となる「大人が変われば、子どもも変わる運動」を積極的に展開していきます。

 

ア. いわき市青少年育成大会の開催

 青少年健全育成県民総ぐるみ運動(7~8月の2ケ月間)」の一環として、有志・関係機関・団体等が一堂に会し、本市の次代を担う青少年が、意欲と想像力にあふれ、いきいきと輝き、心身ともに健やかに成長することを願い「地域の子どもは地域で育てる」実践活動や非行防止を目的とした街頭補導等への気運の醸成を図ることを目的としています。 

 

 時 期:原則、毎年8月の最終日曜日(会場確保の都合により、変わることがあります。)

 主催者:いわき市教育委員会(担当:生涯学習課)、いわき市少年補導員連絡協議会、いわき市青少年育成市民会議の三者共催。

 内 容:青少年によるアトラクション、学生による意見発表、記念講演会(新型コロナウイルス感染症の拡大など、状況により開催内容が変わります。)

     学生による意見発表では、⑴ウで紹介しました「少年の主張福島県大会」へ推薦した中学生も発表しています。

          生かそう、きずな、未来のために! (大会スローガン)   

 

 

イ. 子育て学習講座の開催

 地域との繫がりの希薄化や、身近な人から子育てを学ぶ機会や助け合う機会の減少など、子育てや家庭教育を支える地域環境が大きく変化している中、家庭教育のあり方を見つめなおす機会を提供することで、家庭教育力の再生及び向上を図ることを目的としています。

 

 講 師:15人(退職校長会5人、元幼稚園長2人、元家庭教育インストラクター2人、生涯学習コーディネーター3人、社会教育指導員3人)

 対 象:来春就学児童の保護者

 時 期:10、11月に行われる就学時健康診断や2月の学校入学説明会等の機会を活用。

 内 容:本格的な学校教育がスタートする「子どもの教育のステージアップ」へ向けた親の心構え。

     教育現場で教員が感じ取る、子どもの心理状態の解説。

 受 付:毎年7月に、市内の全小学校へ開催案内を送付し、開催校を募っています。

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  •  講師募集中!!
     趣旨をご理解いただける教員等の職務経験のある方にお願いしています。
     活動は年に数回で、ご自身の都合に合う日程を選択いただきます。
     1回あたり6,000円(交通費込み)の謝礼をお支払いします。
     ご協力いただける方は先ずは見学から! 事務局(教育委員会生涯学習課青少年係0246-22-7558)へご連絡ください。

 

 

ウ. 関係団体主催の講習会等への参加

  • 家庭教育支援者いわき地区研修への参加(いわき教育事務所といわき市教育員会の共催事業)

  家庭教育支援者の一員として、活動の実践力を高めるため、子どもとのコミュニケーション等のコツを学ぶ研修会へ参加しています。

      参考: 開催チラシ(サイト内リンク)(PDF/143KB) 

        開催要領(サイト内リンク)(PDF/66KB)

        申込書(サイト内リンク)(Excel/13KB)

 

⑶  インターネット等の有害情報から青少年を守る活動の推進 

 近年、インターネットやスマートフォンが急激に普及し、青少年が有害情報に接したり、犯罪被害に遭ったりする場面が大幅に増加しており、大きな社会問題となっています。
 このため市民会議では、有害情報や犯罪被害から青少年を守るため、メディア指導員を養成し、青少年とその保護者に対するインターネットの危険性や正しい使い方の啓発活動を積極的に実施していきます。
 また、市内には、依然として有害図書類等の自動販売機が設置されている地区があることから、青少年育成市民会議各地区推進協議会、事務局、及び関係機関が連携を図りながら、今後も有害環境浄化活動を実施していきます。

 

ア. いわきメディア指導員による啓発活動の支援

   子どもやその保護者及び教員の皆様を対象に、インターネットに潜む危険性や、被害にあわないためのスマートフォン等の正しい使い方について啓発す
  る『いわきメディア指導員』を養成し、市内各地に派遣する事業を実施しています。詳しい事業内容や、申込方法等の詳細は下記をご覧ください。

      

  •  メディア指導員募集中!!
     新しい仲間を募集しています。趣旨をご理解いただける方なら経験を問わずどなたでも歓迎します。
     1時間あたり3,500円(端数は30分以上切り上げ)の謝礼と、会場までの往復交通費をお支払いします。
     メディア指導員は市民講師として活動していることから、「生涯学習市民講師」に登録します。
     興味のある方は先ずは見学から! 事務局(教育委員会生涯学習課青少年係0246-22-7558)へご連絡ください。

   

             メディアに対する心構え 平成29年3月市青少年問題協議会提言         

             メディア社会と正しく向き合うわたしたちいわき市民は、              

1 メディアを正しく理解するよう努めます。

1 メディアを賢く使います。

1 メディアのルールやマナーを守ります。

1 メディアのトラブルから自分を守ります。

1 メディアを介さないコミュニケーションも大切にします。

「メディア」とは、主に、パソコン・スマートフォン・ゲーム機など、
 インターネットにつながる機器・媒体全般を意味しています。

 

イ. 有害図書類の自動販売機対策活動

  令和5年2月現在、好間地区に2台、久之浜地区に1台、小名浜地区に1台の設置を確認しています。

  

 

2. いわき市青少年育成市民会議だより

いわき市青少年育成市民会議では、各地区の活動を広く市民の皆さんにお知らせするため「いわき市青少年育成市民会議だより」を各世帯に回覧しています。

 

3.表彰事業

  青少年の健全育成と本協議会の発展に資することを目的に、多年にわたり本会活動において功労のあった会員並びに団体を表彰しています。
  また、市民会議表彰受賞を経て県民会議表彰や県知事表彰への推薦を行っています。

 

4.市民会議表彰の歴代受賞者(団体)紹介

これまでの受賞者並びに受賞団体をご紹介します。

 

5.組織や規約等

 

6.各地区推進協議会事務局

地区名 事務局 電話番号
中央公民館 22-5431
小名浜 小名浜公民館 54-1890
勿来 植田公民館 63-3467
常磐 常磐公民館 43-2305
内郷 内郷公民館 26-2974
四倉 四倉公民館 32-2920
遠野 上遠野公民館 89-2059
小川 小川公民館 83-2168
好間 好間公民館 36-2050
三和 三和公民館 86-2204
田人 田人公民館 69-2226
川前 川前公民館 84-2003
久之浜・大久 久之浜公民館 82-2165

 

 

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 生涯学習課

電話番号: 0246-22-7558 ファクス: 0246-21-9158

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