令和７年度大気環境中のアスベスト（石綿）濃度調査結果について

はじめに

　いわき市では、市内における一般環境大気中のアスベスト（石綿）濃度の推移を把握するため、毎年調査を実施しており、その結果を市民の皆様へお知らせしています。

調査計画

　本年度は、次の２地点で年4回（春季、夏季、秋季、冬季）調査することとしています。

調査地点	所在地	調査頻度
大原局（いわき市環境監視センター敷地内）	小名浜大原字六反田22番地	年4回
金山局	金山町朝日台１番地

調査方法

　「アスベストモニタリングマニュアル（第4.2版）」（令和4年3月環境省）に基づき、各調査日において大気試料を4時間採取し、位相差顕微鏡法によりその中に含まれる総繊維濃度を測定し、その結果が１リットルあたり１本を超過したものについては、電子顕微鏡法により、採取した試料に含まれるアスベストを同定します。

調査結果

　調査結果は次のとおりです。この結果は、過去の県内調査結果とほぼ同程度となっております。
　なお、現在、一般環境大気中における環境基準等は定められておりません。

（１）調査日

　令和７年５月19日、20日及び21日の３日間

（２）調査結果（５月分）

＜位相差顕微鏡法＞ 

調査地点		総繊維数濃度（本／L）
大原局		0.15
金山局		0.52

※　3日間の測定結果の平均値（幾何平均）を表しています。

調査結果（年間まとめ）

試料採取日	大原局	金山局	県内の結果
	位相差顕微鏡法総繊維数濃度（本／L）
5月19日～21日	0.15	0.52	ND～0.67 （令和元年度～５年度）
月　日～　日
月　日～　日
月　日～　日
濃度範囲

※　ＮＤは、検出下限値未満であることを示します。

過去の調査結果（参考）

　過去の一般環境大気中の総繊維数濃度調査結果（PDF／74KB）