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smile☆インタビュー<医師>

登録日:2016年2月18日

Smile☆インタビュー<医師>記事一覧

当院公式フェイスブックで、Smile☆インタビューに掲載した<医師>の記事を紹介します。

【Smile☆インタビュー No.1 院長 新谷史明】平成26年7月18日

共立病院職員が、日々の治療や業務遂行に当たって心がけていることなどを患者さんや市民の皆さまに向けて発信するコーナーです。職員の素顔や働く姿を、ありのままにお伝えします!!! 記念すべき第1回目は、院長の新谷史明先生です。

略歴、診療科、専門分野を教えてください。

北海道空知郡三笠町(現三笠市)出身、1978年東北大学卒、東北大学第一外科(現消化器外科学講座)で学位取得しました。診療科は消化器外科で、消化器がん、胆石症、急性腹症、腹部外傷が専門です。

医師になろうとした動機を教えてください。

父親が耳鼻科開業医だったので、元々興味は持っていましたが、高校3年の夏に父が十二指腸潰瘍からの出血で倒れたのを目の当たりにしたことで医学部受験を決断しました。

医療で最も大事だと思われることは何ですか?

医療者は常に患者さんに対して思いやりの気持ちを持つこと、そして全力を尽くすこと、すなわち「慈心妙手」です。

患者さんに伝えたいことは何ですか?

十分説明を聴いて、納得して治療を受けましょう。医療の主役は「あなた」です。

病院スタッフに伝えたいことは何ですか?

職員あっての病院、スタッフは病院の宝です

オフタイムの一番の楽しみは何ですか?

オーディオ(只今、スピーカーキット作成中)、音楽鑑賞、ジョギングで汗をかいてビールを飲むことです。

新谷院長ありがとうございました☆「全力をつくす」という言葉が、先生の真面目な人柄をよく表していますね。次回は誰が登場するのでしょうか!お楽しみに!!
 

新谷院長の顔写真 新谷院長の私物スピーカー

【Smile☆インタビュー No.2 副院長 浅野重之】平成26年7月30日

共立病院の職員が日ごろ考えていることや素顔にもせまるSmile☆インタビュー!!
第2回目は副院長で病理科の浅野重之先生です。病理科は患者さんとは直接お会いするようなことはありませんが、組織や細胞診断などを通じて最終診断につながる重要な役割を果たしています。いわば、より良い医療を支える存在です。

略歴、診療科、専門分野を教えてください。

福島県郡山市出身、1974年福島県立医科大学医学部卒業後、同大准教授、ハーバード大学医学部准教授を経て、1993年から当院で勤務しています。診療科は病理で、専門分野は人体(外科)病理、血液病理(反応性リンパ節炎)、有機水銀中毒などです。

医師を目指した動機と「病理」を専攻した理由を教えてください。

まず、医師を志した理由は、祖父の従兄弟(郡山市出身)が岸 信介元総理大臣のおかかえの医師であったことと、祖父母や父を若くして病気で亡くしたのがきっかけで医学部を目指しました。さらに、その病因を深く追求しようとして「病理」を専攻しました。

私たちにはあまり馴染みのない「病理」ですがどのような診療科なのでしょうか。

患者さんから採取した病理検体 (細胞,組織,臓器)を顕微鏡で診て,癌かそうでないかの診断をし,治療方針や治療効果の判定もします。『病理科』のある病院では特に質の高い医療を提供しているといえます。詳しくは,病理科のホームページや拙著書(下記)をご覧下さい。

仕事でモットーにしていることは何ですか?

病理専門医として,患者さんに納得のいく最高の病理診断を提供し,市民とともにチームを組んで疾病の予防・治療を推進すること - 患者さんに『納得』を買っていただくこと - です。

後輩の医師に伝えたいことは何ですか?

当院では,殆どの疾患を経験できる強みがあります。豊富な症例を経験し,それを基に学問・研究にも打ち込んで下さい。

先生の医師としての経歴の中で一番の思い出を教えてください。

「基礎からわかる病理学」(ナツメ社:2011年発行)が,現在まで教科書などとして約7,000冊が愛読され,全国112大学の図書館に蔵書されたことです。

オフタイムは何をして過ごしていますか?

週末は、時間があれば薪作りをしています。自宅にある薪ストーブに使うんです。薪の材料は農家で不用となったりんごの木などで、たくさん備蓄してあり、薪小屋も自分で建てました。

トレードマークのハンチング帽をかぶった私服姿もステキです☆浅野先生ありがとうございました!!

浅野副院長の顔写真 浅野副院長の著書 浅野副院長の薪 浅野副院長の薪割り風景

【Smile☆インタビュー No.3 副院長 増山祥二】平成26年8月6日

共立病院の職員の仕事や日常にせまるSmile☆インタビューのコーナーです!!
第3回目は副院長で脳神経外科の増山祥二先生です。増山先生は当院の地域医療連携室の室長も兼務しており、市内の地域医療連携の推進に尽力されています。今回はそんな増山先生にクローズアップさせていただきます!!

略暦・専門分野を教えてください。

茨城県勝田市生まれで、1980年東北大学医学部卒業後、ただちに同大学脳神経外科教室に入局しました。大学や関連病院を回って臨床研修をしつつ、放射線基礎医学教室で脳腫瘍に対しての放射線・化学療法についての実験を行い、学位を取得しました。元々は、脳腫瘍が専門といえたのですが、今は脳神経外科全般ということになるでしょうか。

医師を目指した動機を教えてください。

特別なものはありません。一企業に勤めるサラリーマンは嫌だと思っていました。何か国家資格を取得できる職業と考えていました。自分でできる範囲で、何があるのかを考えました。親は普通のサラリーマンでしたので、進学は国立大学しか考えておりませんでした。2歳上の兄がいるのですが、東北大学法学部に進学しておりましたので、兄弟で同じ道も芸がないと思い、自分で進学できると思われた医学部を目指したわけです。

診療に関して最も大事にしていることは何ですか?

畠山先生のまねではありませんが、患者さんあっての医療ですので、患者さんのためになると思われることを常に念頭においています。

患者さんに伝えたいことは何ですか?

共立病院にかかっただけで、不安でいっぱいだと思います。今は、インフォームド・コンセントといって、患者さん(及びその家族)が十分に納得していただけるように医者も他の医療技術職員も努力を惜しみませんので、何でも分からないことがあったら聞いてください。

後輩の医師に伝えたいことは何ですか?

気がついたら、もう医者になって30数年たってしまいました。医者になってやりたいと思っていたことがまだ十分できていない気がします。若いうちにしかできないことをどんどん積極的に挑戦していって欲しいと思います。

オフタイムは何をして過ごしていますか。

以前は、室外でラブラドール・レトリバーを飼っていたのですが、現在はトイ・プードルを室内で飼っています。室内ですと、自宅にいる時はすぐにまとわりついてきますので、その相手をしてやる時間が結構あり、それが楽しみの一つとなっています。また、最近は衛星放送のDlife(BS258)で海外ドラマを録画して、それを観ることがマイブームになっています。

いつも、紳士的な雰囲気の増山先生が、愛犬と遊んでいる姿、拝見したいです☆
増山先生ありがとうございました!!
次回も、当院の魅力ある職員をご紹介します!乞うご期待!!

増山副院長の顔写真 増山副院長の愛犬

【Smile☆インタビュー No.7 整形外科 科長 菅野敦子】平成27年2月4日

共立病院の職員の仕事や日常にせまるSmile☆インタビューのコーナーです!!今回から数回にわたり、女性医師にスポットを当てて連載をしていきますのでご期待ください!
記念すべき一人目は整形外科の菅野敦子先生です。診察、手術と日々、第一線で活躍されている菅野先生にお話を聞きました。

略歴と医師を目指したきっかけを教えてください。

出身は山形県山形市です。1998年に東北大学医学部を卒業しました。卒後すぐに東北大学整形外科に入局し、宮城県・山形県・福島県の様々な病院で勤務してきました。2010年に学位取得後、同年4月より当院勤務となりました。2012年4月から2013年3月まで他院に勤務となっていましたが、2013年4月より再度当院勤務となっています。
医師を志したきっかけは、内科医の父の影響が大きいですね。

整形外科を志望した理由は何ですか?

学生実習で外科系に興味を持ったのが一番です。自分で診断も治療もできる科がいいと思ったこと、高齢化社会で骨病変が増えていくと考えたことなどから、最終的に整形外科を選択しました。

整形外科の魅力は何ですか?

基本的には、QOL(quality of life)を求められる科ですので、怪我をした方がまた動けるようになった、手術を含めた治療の結果、以前にできないことが出来るようになったという喜びの声が、モチベーションになっています。

手術など、体力的にハードではないですか?

仕事全体で、本当に体力を要するのは、骨折や脱臼整復、手術操作の一部です。
肩関節脱臼や橈骨(とうこつ)遠位端骨折(手首の骨折)の徒手整復は、麻酔などを工夫すれば、私と女性看護師1名とで十分に可能です。力が足りないときは、他科も含めた男性医師や男性看護師の力も借りるようにしています。基本的には、周囲の方のサポートで、仕事ができていることを強く感じています。
関節鏡手術は、力を要することなく、女性でも十分可能と考えますし、他にも仙台では市中病院で活躍している女性の整形外科医がいます。

患者さんやご家族に伝えたいことはありますか?

現在の、その時の自分にできることを、常に精一杯行っていけるようにしていくつもりです。

オフタイムの過ごし方や趣味について教えてください。

オフは、車を運転して遠出したり、買い物に行ったりしています。夏休みにはフェリーで自分の車を北海道に運んでドライブをしたこともあります。また、大学時代に行っていたテニスを一昨年より始めていますが、最近はなかなか暇がなくご無沙汰していますね。冬場にはスキーもしています。 

先生のアウトドアな姿は、とても新鮮です☆これからも、先生のチャーミングな笑顔をたくさん見せてください!!菅野先生ありがとうございました。

菅野先生写真 車の写真 観光地の写真 観光地での様子

【Smile☆インタビュー No.8 リエゾン科 主任部長 池本桂子】平成27年6月12日

共立病院の職員の仕事や日常にせまるSmile☆インタビューのコーナーです。前回に引き続き、当院の女性医師をご紹介します!
今回は、リエゾン科で活躍されている、池本桂子先生にお話を伺いました。

略歴を教えてください。

高校生まで兵庫県の芦屋で過ごし、滋賀医科大学医学部を卒業しました。その後、フランス・クロードベルナール大学実験医学講座研究員、滋賀医科大学、藤田保健衛生大学、国立療養所南花巻病院、福島県立医科大学を経て、当院に赴任しました。

リエゾン科とはどのような科なのでしょうか。

入院中の患者さんの「こころ」の診療を担当しています。リエゾンコンサルテーションによる医療を行っており、院内では「リエゾン科」と称しています。入院中の患者さんは、体の不調だけでなく、こころの不調の問題を抱えることが多いので、その際、担当医からの依頼を受けて、当科の医師と専門職スタッフが各病棟へ出向きます。不眠、不安、うつ、不適応、物忘れ、意識障害、せん妄、幻覚妄想、躁、落ち着きのなさ、手術後のこころの不調、悪性腫瘍に対する緩和医療などが対象となっています。

患者さんやご家族に伝えたいことはありますか。

統合失調症、双極性障害、うつ病などのこころの病気は、新しいメカニズムの発見、新規向精神薬や、新規治療法の開発によって、以前よりも治りやすくなっています。あきらめないで、治療を続けてください。
また、簡単な気配りで軽くなったり、治るこころの病気もたくさんあります。患者さんも大変ですが、家族や友人、同級生や同僚も、患者さんと同じかそれ以上大変な思いをすることがあります。
1人で悩まないで、専門家に相談するか、信頼できる誰かに聞いてもらうようにしましょう。

医師として思い出深い出来事を教えてください。

フランス政府給費留学生としてリヨンに留学し、医学部以外の研究者とも交流を続けながら、視野を広げる機会に恵まれました。女性研究者の多いリヨンの研究室での経験が、日本に戻ってからのヒトのモノアミン神経系の組織化学、統合失調症側坐核のD-ニューロン脱落についての発見の仕事につながったのかもしれません。
また、女性の精神医学、緩和ケア、リエゾン精神医学については、女性の細やかさ、威圧的にならないところや自らの経験が活かされるので、力が発揮しやすい分野のように思います。

オフタイムの過ごし方や趣味について教えてください。

温泉が好きで、花巻や秋田、飯坂など東北各地の温泉に足を運びました。特に、いわきの湯本温泉は効能が良く、疲れが取れるのでお気に入りです。
また、フランス語が好きで、文献や、聖書などの勉強をしたり、学生時代の友人や研究室の仲間などとフランス語で手紙のやりとりをしたりしています。フランスで好きな場所は、コルシカ島です。エメラルドグリーンの海がとても印象に残っています。
ほかには、料理やグルメ、健康食づくりなども好きです。

いつも真面目で研究熱心、素敵なプライベートも垣間見ることができました☆池本先生ありがとうございました!

池本先生の写真 学会での記念写真 ファーブルの家を訪れた際の写真

 

Smile☆インタビュー No.9 形成外科 阿部加代子・大脇倫子】平成27年11月20日

 共立病院の職員の仕事や日常にせまるSmile☆インタビューのコーナーです!!

 今回は、形成外科の女性医師を紹介します。阿部加代子先生も大脇倫子先生も若くてフレッシュな先生です。学生時代の思い出など、楽しいお話が沢山きけました!ぜひ、最後までご覧ください☆

自己紹介をお願いします。

<阿部>阿部加代子です。出身は東京江東区です。私自身は、ちゃきちゃきの江戸っ子という性格ではないですが、育った環境はいわゆるそういう下町です。筑波大学医学部を卒業しました。今年の4月に、共立病院に赴任しました。

<大脇>大脇倫子です。出身は福岡県です。島根大学医学部を卒業しました。今年の10月に、筑波大学形成外科から共立病院に赴任しました。

医学部を目指した理由と形成外科に進んだ理由を教えてください。

<阿部>勉強は理系が好きで、今で言う「リケジョ」でした。建築にも興味があったんですけど、母に幼い頃から、資格が取れる医療系の仕事を勧められていたこともあって、医師を志すようになりました。ちょうど、中・高は進学校で、周りにも医学部を目指している友人が多かったので、その流れもあったんでしょうね。形成外科に進んだきっかけは、学生時の臨床実習で、形成外科の先輩方と雰囲気が合ったのと、元々、工作などが好きだったので、細かい作業をするところが私に向いているかなと思ったからです。

<大脇>高校を卒業して、初めは農学部に入学しました。そこでは微生物の研究をしてました。でも、人と触れ合う職業に就きたいと思い始めるようになって、医師を志すようになりました。形成外科に進んだ理由は、形成外科で有名な先生のオペを見て、面白そうと思ったのがきっかけです。あと、私も阿部先生と同じく細かい作業が好きで向いているなと思いました。

細かい作業が好きな方多いんですね。

<阿部>大学の仲間でも、絵を描くのが好きな人やプラモデル作りが好きな人がいます。

<大脇>私は一時期「消しゴムはんこ」にハマッてました。形成外科には、再建とか、欠損している部分を作る際に、パズルのように図形的な考えを使う機会が多いように感じます。

女性として力を発揮できる点はどんなところですか。

<阿部>小さなお子さんを治療するときに、お子さんとそのご家族に柔らかい雰囲気で接することができる点だと思います。話しやすい女性の先生で良かったと言っていただけたこともあります。

<大脇>まだこれというものはないですけど、女性の患者さんは、話やすいと思っていただけてるのかなって感じるときはあります。

学生時代に打ち込んだことはなんですか。

<阿部>大学から卓球を始めました。夏に医科学生の大きな大会があって、それに向けて部活に打ち込んでました。看護科に強い人がいて、医科と看護科の両方が出場できる大会では優勝もしました。卓球は一人だと出来ないので、今はなかなかできないですけど、相手がいればやりたいです。中・高はシンクロ部に入っていたんです。初めは水泳部だったんですけど、同級生から、部員が少ないから入って!と誘われて入部しました。足を上げてパッと開いたりとかしていました。女子校だったので、発表のときも女性しか見ていないというのが良かったですね(笑)。

<大脇>オーケストラ部でチェロを弾いていました。病院で演奏したり、カルテットを組んで演奏したりもしました。バイトをして、自分でチェロを買ったんです。部長も務めていて、部員仲良くて、一丸となって取り組んでいました。チェロは大学から始めたんですけど、周りに合わせて、弦を押さえる場所を微調整しながら音程を合わせることが難しかったです。でも、チェロを始めてから、音楽の聴き方が変わりました。交響曲はそれまであまり関心がなかったんですけど、音を出している楽器の種類とか、チェロの出番はここだな、とかが分かるようになって、聴くのが面白くなりました。

休みの日は何をしていますか。

<阿部>東京の実家に帰ることが多いです。買い物をしたり、両親と飲み歩いたりしてます。あと、今年の6月に、初めて梅酒を漬けてみたりもしました。

<大脇>いわきに来て間もないので、何があるのかこれから色々と知っていきたいです。この機会に東北を旅するのもいいですね。

最後に、将来のビジョンはありますか。

<阿部>まだはっきりとしたものはありませんが、より専門性を高めていくことになると思います。結婚しても仕事は一生続けます。元々、男っぽい性格なので、専業主婦は向いていないでしょうね。

<大脇>早く一人前の医師として、仕事ができるように頑張ります。定年を越えても仕事を続けたいです。

 先生方ありがとうございました。お2人の、勉強以外にも色々打ち込まれた経験が、現在のキラキラ輝く人柄を作っているんだなと実感しました!

 Smile☆インタビュー次回もご期待ください。

二人 消しゴムはんこ 阿部先生 大脇先生のチェロ

 阿部先生が漬けた梅酒




このページに関するお問い合わせ先

医療センター 経営企画課

電話番号: 0246-26-2134 ファクス: 0246-26-2404

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